レビュー一覧

☆5どころじゃない大っ好きな作品。10年ぶりのあの3人の話が読めるということで心待ちにしていました！3話からなる表題作のほか4本の短編が収録されていて、どの話もさすがの面白さなんですが、何と言っても表題作のこの三角関係は傑作。長年幼馴染に片想い、自身の性指向を確かめたい幹田、幹田の一夜の相手となる、愛に飢えたゲイ洲戸、幹田の幼馴染で完全ノンケの小矢。それぞれの視点から描かれているので感情移入しやすく、誰が悪いわけでもない、ままならぬ関係の切なさの表現が実にお見事。それから女子の存在感に定評のある作者様ですが、本作にも女子視点の短編があります。さて、10年ぶりの3人のおまけまんがは…解決策として3Pする！？っていう楽しい話。わずか3ページですが感激です。電子限定特典はカバーラフ3枚。

私的には星5つですが、まず、ハピエンがマストの人には不向き。それに、エロ目的の人にも不向き。とはいえベッドシーンはあるので、純愛希望の人にも不向き。軽い気持ちでサラッと読みたい人、甘々にほっこりしたい人にもおすすめしません。全体的にトーン暗いです。おネガですね。作者さんも、別離や平行線ばかりの単行本と言ってますし。女子高生目線の短編やら、男2人がダラダラと話して終わるのやら、極道で流血な多分デビュー作やら、いろいろ入ってます。個人的には、本編より後半に纏められてるそれぞれのおまけまんがが楽しかった。前半はジーンと考えさせられ、後半で笑わせてくれるって感じです。ヤマシタBL作品初めてなら、「恋の話がしたい」から入る方がいいかと思いますが、ヤマシタトモコさんの世界観が好きな人には宝です。私は何年も、何度も読み返すと思います。

ヤマシタトモコ先生の作品は好きですが、本作はあまりハマりませんでした。表題作はまだ良いのですが、その他の短編が好きではありませんでした。残念。

ごめんなさい。ちょっと私には合わなかったです。オチがわからない・・のでもやっとしました。こういう感じが好きな方には堪らないのでしょうが・・・もっと盛り上がってほしかった。あっさりしてます。お話はそれぞれ哲学的で哀愁に満ちてます。

旧版は紙書籍で持ってましたが、描き下ろしに惹かれて購入。でも残念ながら3ページのおまけ漫画でした…(T_T)幹田、小矢、洲戸の3人の視点でそれぞれ1話ずつ。流石のヤマシタトモコ先生で、その心理描写にグッときます。誰に共感するかで変わってくるでしょうが、私は洲戸押し！誰からも嫌われない。誰からも好かれない。と感じている洲戸が切ない!出来れば両思いになってほしいけど、この3人の関係って正三角形っていうか、どちらにも動けない印象です。描き下ろしでもっとがっつり読みたかったけど、本編がお話として完成しているので仕方がないかな、と自分を納得させました。

途中で読むのを止めた漫画は初めてです☆も0にしたいくらいだった顔が皆同じだし、表題に至っては髪型皆黒のせいで誰が誰だか…話も非常につまらないバーテンの人がとにかく可哀想な気がする他の話も、結局何が言いたかったのか理解不能

どなたかが、分かる人には分かるって書いてありましたが、ごめんなさい私は、あんまり分からない方に分類されそうです。でも、読んでいて楽しめたので良しとします。この方の「くいもの処～」が、素朴で好きな作品です

この作者が描く三角関係なら泥々したどうしようもない三角関係の話だろうと期待していたら全然違いました。あんなに受け身の状態でぼーっとしてたら2人とも自分の方に寄ってきてモテ期に入って、でも本人は何もアクション起こす気も気持ちもないって、じゃあこの話はなんなんだって感じでした。少し古い作品みたいで、この頃のこの作者の絵は人物がみんな同じ顔をしているのでそれも微妙でした。残念、、

好きな作者さんで、サンプル読んで購入です。なんていうか、オムニバスっていうのですかね。少しずつ登場人物ががぶってそれぞれの視点からの話です。ばらけているようで、つながっていて・・・。不思議な読後感ですが、クスッと笑えてきました。切なさとかもどかしさとか愛おしさとかいろいろ混在しています。エロはほぼなしですが、エロさを感じ取ることはできます。女子高生と男子高生の恋敵の話が一番好きですね。ま、かなり好みが分かれそうです。私はとても好みだったので星5つ～！です。

すみません、全然良さがわかりませんでした。他作品読んでないとわからない話なの？作品紹介では面白そうだと思ったんだけどな…。あと、人物の描き分け…似た人ばかりで人物の区別もつきづらいです。1話目以外は雰囲気だけの作品というイメージでした。