レビュー一覧

作者買いなんですけど、これは久しぶりに(ごめんなさい！)満足！！表題作は、男同士の葛藤や不安をこんなふうに描いてもいいじゃない？って感じ。逆にすごく胸がキューッとなる切なさでした。後半は三角関係になり切れなかった三人の男の話で、これがまた。。感情も何も言葉に表しきれない不器用な攻めと、そんな攻めの気持ちがわからず寂しい受け、そして受けの友人の謎の洞察力と包容力を持ち合わせたモテイケメン。どちらのお話も愛すべき不器用な男たちの可愛らしいハッピーエンドなお話です。

作者様買いです2話のお話が入っていました。表題作は高岡、その恋人幸人 幸人の弟直人、その恋人伊勢2 CP家出からのお話です。高岡と幸人お互い想う心は一緒でも幸人の不安定な気持ちから家出してしまい2年間音信不通のまま、わけがわからない高岡は悶々と過ごしていたところに幸人の弟直人が現れて幸人をずっと好きでいる高岡と幸人も同じ気持ちでいる事を知るのですが、直人もまた恋人伊勢くんのもとから家出していて、直人もこの家出きっかけに伊勢くんと自分の想いを再確認できた。家出きっかけに2 CPが愛情を深める作者様らしい、良いお話でした。2話目、三角関係のお話らしかったです。幼馴染の CPはイマイチ相手の気持ちがつかめないまま、離れてしまって、失恋したてのノンケの友達とお試しで付き合ってみることに、セフレになるわけではないんだけど、くるものは拒まずっていうかルックスも性格もすごく良い子、その子と付き合ってみてやっぱり幼馴染への気持ちも再確認出来て、また幼馴染の子が自分を好きでいてくれた事も再確認できました。作者様のいう誰も傷つかない三角関係、このお話も良かったです。

うーん、、、好きなのに好きだからこそ家出して2年とか、幼馴染みで体の関係はあるのに相手の言葉が足りなすぎて自分はセフレ？みたいに思ってしまったり。そんな2話に出てくる主人公の想い人は、どちらも私には理解し難いというか、好みに合わないというか…。

表題作は高岡・幸人・幸人(仮)、それぞれの視点で意外とありそうでない感じで物語が展開していきます。もうひとつのお話は幼なじみの拗らせ愛。両方とも、誰が誰とくっつくのか予想がつかなくて、、みんなそれぞれいいやつで「この組み合わせになってもそれはそれでイイかも」とか思いながら読みました。読み手がビッチになってどーする。押しの強いストーリーではないけど、じんわりと不思議な感覚。。なかなかおもしろい！

面倒くさいＣＰの話でした、私の好みではなかった。後半の話の受けが好きになれなかった。簡単に浮気しそう…。

ちょっと都合よすぎな気もするけど、可愛い絵で可愛いお話が読めました。2作目の方が好きでした。

なんだか上田先生らしい作品で癒されました。ほのぼの系大好きです。2作品入っていましたが、どちらも楽しめました。強いていうならば一冊それぞれもう少し長く読みたかったです。

作者買いですが改めて上田にくさん好きだな〜と思わせられる一冊でした。基本的に登場人物がみんな優しいというか、相手の事を思いやる視点を持っていて、それプラス自分の気持ちや性格が相まってそれぞれの行動に繋がってるんだなって感じがとても自然で好きです。絵柄もとってもステキだしコマ運びもスムーズだしキャラは前述の通りだしで恐ろしいレベルでストレスなく読んでしまいます。楽しい、切ない、しあわせ、かわいい、かっこいい、いい奴！みたいな欲してるものばかりが摂取出来て最高です。2つお話で3CP＋１人が描かれてますがどれも綺麗に収まっていて物足りなさは全くないです。１人のその後もいつか読める日が来るといいなと思います。

2年間は長いかなぁと思いますが、まぁハピエンで良かったです。絵が可愛らしくて、つい読んじゃいます。

オムニバスぽいけど、兄弟のまとまった話でした。両方書いてくれて良かったけど、思い返すとどっちもよくわからんという感じ。後の話は円がいいならいいけど、彼に幸せください。