レビュー一覧

子育てに迷っていました。娘を心から愛しています。なのに暴言で傷つけてしまうことが多かった。それがどうしてなのか、逆説的に優しく教えられた気がします。昨日、小学生の娘を抱きしめて寝ました。今朝は笑顔でおはようと抱きしめました。こんな私にコロコロした笑顔で「どしたママ？急に気持ち悪いんですけどー笑」と、嬉しそうに甘えてくる、私の宝物です。良い作品に出会えて良かった。

初めは、「何でこんなつまらない本を買ってしまったんだろう」と後悔しましたが、読み進めると、素敵な本でした、読んで良かったです！絵柄は拙いですが、作者の「伝えよう伝えたい」という心意気が感じられ、ノックアウトされました。私自身も問題を抱えており、そんな理由もあって、高いけれどタイトルだけで購入したという経緯があります。元気が出ました、ありがとう。

作者はなんて分析力が高く、頭がよくて、冷静で、敏感な人なんだろう、と思いました。もちろんそうなるまでに、想像を絶する辛い経験をしてきたからこその、今の作者さんなんだろうけれど、子供の時の自分の思想、行動の分析力の高さは、その道の専門家のようです。ほかの作品も読みましたが、人間関係で悩む社会人にはこの本がおすすめですね。

なんというか…これまで出会ったことのない形式の漫画というか。ワークブックのように、頭の中で自分用にセリフを当てはめ替えてみたら、この主人公と一緒にセルフカウンセリングになりました。

なんだか分かるなって思うところあるな立ち直るためになにをすればいいのか

子どもの時の事は可哀そうには思うけれど、きっととてもやりにくいお子さんで、周りの大人も大変だったのかもしれません。大人になってからも、ここまで色々な場所や人とうまくいなかいのは、作者さんが人とは違うからで、それを早くに見つけてあげたらこんな結果にはならなかったのでしょう。子どもの時に適切な方法を教えてくれる人がいたら、作者さんも周りもしんどくならなかったのに、と切ないです。

自分や子供の自己肯定感を高めたくて、この本を読みました。状況説明や感情表現や細かく書かれていて読みやすかったです。また、恐怖についての原因をさぐる章はとても参考になりました。筆者の他の本も読んでみたくなりました。

私も母親から同じような扱いを受けていたので、主人公の苦しみにとても共感できました。ノンフィクションと思って読んだのですが、主人公のお母さんはまだご存命なのでしょうか？　大人になった主人公と老いた母親の直接対決も読みたかったです。あと、部長が既婚者かどうか気になってしまいました。親と確執がある女性って、親に近い年齢の男性に甘える傾向があるので。

私も自分と向き合おうと思っていた矢先にであったのがこの作品でした。辛い過去と向き合いながらも社会復帰され、周囲の人との関係を築きながら頑張っておられる姿に心打たれました。私も少しずつ私を形成していたであろう育ってきた環境や今までの人との関わり方を見つめ直したいと思います。そう思わして下さった作品です。

自己肯定が低いのが悩みで読んでみました。内容は全編漫画で読みやすく、また作者の状況分析や説明が分かりやすくて感心しました。こんな些細なことで？私も子供にやってしまったかも？私は子供の頃どうだった？などど沢山考えるきっかけになりました。