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二人の出逢いから画家としてのライバル関係が続くのかと思っていましたが…受けにとっては過酷で目を背けたい運命が待っていました。何もかも全て持っている攻めでしたが、一番欲しいものが一度手から溢れ落ちて初めて自分は本当に欲しいものを持っていないと感じたのではないでしょうか。攻めの婚約者の強かぶりが鼻につく一方で、よくよく見渡せば受けの周りはそんな似たような人間の集りだなぁーと笑ってしまった。攻めも受けに出会わなければ、そんな輩の仲間入りをしていたかもしれない(笑)。最後はちょっと中途半端で終わりを急いだ感じで物足りなかったです。出来れば受けの最後の作品と攻めの始まりの作品が脚光を浴びて欲しかったです。