読みたくて待ってました。表題の二人が決裂したかもしれないけどよい出会いだったんだなと思える成長をしていて、すっと読めました。全体的に何となく引っ掛かって、何となく懐かしくて、少し身に覚えがあったりして、読んでよかったです。

儚げで美しい絵から描かれる思春期の少女達の短編集であの時期特有の張りつめられた青春模様を繊細に綴っていて良かったです。

某所で広告のカットを見て読んでみたかったので。思春期の特別感や全能感を持った少女達の一時の煌めきが詰め込まれた短編集。一つ男性が主人公のお話は少し毛色が違うけど繊細な心理描写と絵柄がよく合っていると思いました。遠い記憶を刺激するのかちょっと胸がいたむのとポイントが結構高めなので、期限付きがあれば尚良かったです。

なんだかヒリヒリと懐かしいと現実感をともなった理想で架空のあの頃。　私ではないけれど私に少しずつ似ている。このお話を読んでも昔の私をぬりかえるのは無理だけど、ああ、こうだったら救われるな、もう遅いかな、でももしかしたら…と今の自分の胸を痛くするお話たち。

絵がきれいでした。お話自体はお洒落なオムニバスって感じであまり印象に残りません。

みんな色んなこと思い経験して大人になっていくんだなぁと、考えさせられるお話です。

思った程リアルなストーリーではなかった。表題作の2人が仲良くなる過程がいかにもフィクション。主人公はクラスメートから声をかけられても無視するような子なのに、他校のギャルと一気に親しくなるのがどうもしっくりこなかった。起承転結の結があやふやなのも好みじゃない。期待しすぎたのかも。

思春期特有の気持ちの揺れや感情が描かれててとても良かったです。

正直、思ってたのと違うが感想です。味気なさ？を感じました。もっとジワジワくる内容だと思い。

控えめに言って最高です！！絵もとても綺麗。背景も割と丁寧に描かれている。何より表情の描写がすごく上手いと思う。