レビュー一覧

まずはこの世界に再び浸れたことに感謝！作者様ありがとうございます！本作はギルド(内容紹介に「ギルト」ってありますが、違いますよね)の長エイベンの途切れた記憶と彼の使役の素顔をめぐるお話ではありますが、シリーズはじめからの読者にとって本作の見どころは何と言ってもラベルの成長なんじゃないかなと思います。彼の生き方はリー様にすらそう簡単にできるものではなく、本当に素晴らしい総督となって感無量。下世話に言って、いい男。めっちゃいい男…。ただし前3作にはあったBL風味は、この外伝にはないと思った方がいいかなと思います。が、もちろんそんなことは問題ではないくらい素敵なお話です。

相変わらず、ラベルの幼使役良い仕事しますね(笑)。そして、やっぱりBLらしさは、ありませんが、坂の上の魔法使いのファンだったら、必読です。本編ほどの壮大はありませんが、神秘的で優しいお話です。本編を読んでからこちらを読む事をオススメします。諸行無常の切なさが、新しい希望となって終わるのが、染みてきます。また、この好きな世界に触れられて嬉しかったです。ありがとうごさいます。

星4.5！まとまるのを今か今かと待ちわびていました。またあの世界に浸ることができてとても嬉しかったです。本作ではエイベンの失った過去の記憶の糸を辿りつつ町の普段の暮らしが丁寧に展開されていきますが、彼の幼少の記憶の全てが明らかになり、そこから新たに彼がラベルや周囲と紡ぎ始めた糸が見事に描かれていて感動の大団円でした。でもね、でも星５をつけなかったのは、本作を読む前におさらいと思って本編３巻を読んでしまったから(涙が止まらなかった…)。やはり本編は越えていないということで4.5です。作者様には次はリーとラベル二人のお話を描いていただきたいです！！

バラで全巻持ってるのに購入してしまいましたー！纏まって読みたいし‥‥追加のお話もあるだろうし‥‥で、やっぱり良かったです！これで何度も読み返しやすくなりました！

このシリーズは大好きです。総督と長の関係が緩和してよかったです。それにしても、総督といい長といい、かつての王子といい、リー様はモテモテですね。

「坂の上の魔法使い」の読者なら必読です。ギルドの長の過去が明らかになっていくという、淡々したストーリーではありますが、読んでいくと実に心地よく穏やかな気持ちになっていきます。人間と魔法使い、王家の目を持つ者（ラベル）と魔法使い、魔法使いとその使役などの関係が一方的な支配でなく調和がとれている世界。おそらくこれはラベルの父のセロハンの王子が望んでいた世界ではなかったかしら。そしてリーとラベルの親子、師弟としての穏やかな暮らし、まぁお金の事やら仕事のことで些細な喧嘩もありますが（笑）きっとこれもセロハン王子がリーとこうして暮らしたかったという理想だったのでは。セロハン王子のリーへの愛やその非業の最期を思い出すと切なくなりますが、彼の自己犠牲がこうした世界を作り上げるきっかけになったのでしょう。王家の目を恐れていたギルドの長が変わっていくのがラベルの成長にも重なってじんとしました。是非外伝の続きがありますように。ラベルが父のセロハン王子にどんどん似ていくような気がしてこれからどうなるのか楽しみでなりません。

最高です。購入まで紙にするか、電子にするか迷って迷って。お気に入りは紙で持とうって自分ルールがあったから。前作は紙だし。でも気軽に読み返せる電子に移行してきている。とはいえ、内容が、本当に最高だラベルの使役が好き過ぎる。好きだ〜！キャラクターの豊さが、素晴らしい。魔法使いシリーズ。また首を長くして待っていよう。

待ってましたー！もう分冊版で読んじゃったけど。今回も、細かく繊細な伏線が張り巡らせられた物語が、最後に最高な形で回収されていて、本当に名作！読んで損なし。今回も今まで以上にBL臭薄いけどね（笑）

このシリーズ好き過ぎて、そっこう買いました！最後にまだ見たことないオマケみたいのがあったので、とても嬉しいです。ラベル君大きくなっても可愛い！リー様とのやり取り出来ればもっともっとみたい！

ラベル素敵に成長していて嬉しかった。だけど相変わらずリー様はデレません。全然デレません。相変わらずBがLしません。かろうじて憧れと淡い感じかな。ファンタジーとしては面白いです。