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基本的にはいい人しか出てきません。読んでいて不快になることもない。ヒーローは特に傲慢でもなく、責任感の強い男性。ヒロインは隠し事があるせいで、最初はヒステリックな反応をするのですが、それも甥を愛すればこそ。最初の不信感が取り払われると、ヒーローを信頼し、自分の思いを素直に表に出しています。とはいえ、隠し事があるせいで、その信頼もヒーロー祖父の策略に簡単に揺らいでしまいます。考えてみると、ヒーローもヒロインが変身した途端、夢中になって（まあ、HQにはよくありますが）、ヒロインも体の関係ができてしまうと、二人の間では離婚の話も全然出てこなくなる……。と二人とも体だけでひかれあってるんじゃないの？と意地悪な見方もしてしまいたくなったり、話としては可もなく不可もなく、ということで☆３つで。