レビュー一覧

読み始めた当初は「も、もしや王太子とジョシュアが…？異母兄弟でショタか？」とちょっとビビりましたが、ジョシュアの黒髪、ジーンの銀髪のくだり（＋表紙）で安心しました。ストーリーはちょっとファンタジーが入ったほんわか溺愛もの。タイトルの「鈍感」はナサニエル（王太子）とジーンの両方なのでしょうが、確かにナサニエルのギフト攻撃と純粋無自覚なジーンの鈍X鈍カップルは微笑ましかったです。最後に結ばれるシーン、ジーンのあまりのピュアエロさ（？）にすぐ終わってしまうナサニエル、「なんてことだ！（俺はホントはこんなに早くは無いんだぜー！）」と翌朝まで体力を駆使して頑張りすぎ、侍従長のマーローに「いいかげんにせい！」と叱られる所は笑えました。決して深く読みごたえがある！というストーリーではありませんが、可愛く甘い溺愛ものが読みたい時にはお勧めです。

うん、平和。普段、狂気的な攻めの話を好んで読んでいましたが、そればかりでは読み手の心が病んでしまいます(笑)なので、こういうサクサク読める軽めのお話好きです。シンデレラストーリー系がお好きならオススメです。

ほのぼのシンデレラストーリーでした。さらっと一気に読めちゃいました。攻めの的外れプレゼント攻撃が可愛かったです。

隠し子を世話する苦労美人受けと紳士な年上天然王子攻め、見当違いなプレゼントで主人公困らせてるところが面白かった。

弱り果てた受けがもうダメだと言うところで助けに来る、さすが王道といった感じですが、王子様なのにモダモダしていて、可愛かった。良かったです！

安定の面白さです。買って損はないですが、黒幕対峙の最後に、残酷な描写があり驚きました。うーん、あれは必要だったのでしょうか。。。

プレゼント攻撃する殿下が可愛いー！奥手から野獣になっちゃうとこもいいですね。それと、流れるような情況描写、的確な人物描写でとても読みやすい好感の持てる文章を書く作者さんだなと思いました。他の作品も読んでみたいです。

問題解決からハピエンとあっさりしすぎているようにも思いますが、キャラや幸せほのぼのな様子が伝わってきて読後感が爽やかでした。

さらっとしてて読みやすいです。クセがない。

命懸けの子育てと王太子としての義務を一番にしてきた二人の遅咲きの初恋。二人の焦れったい恋より、耳年増ジョシュア王子の嫉妬で兄とじゃれ合うところがもっと見てみたかった（笑）