レビュー一覧

中二病全開すぎて辛かったです。キャラの腹黒さ、痛々しさをうまく描く作家さんならこの内容と設定でも気にならないのですが、こちらの作品は私には陳腐に見えてしまいました。お兄ちゃんの策略、よくあるパターンなのは別にいいのですが、なぜか登場人物がこうやって罠にかけてやったぜ☆といわんばかりのドヤ顔でべらべらといろんなことを説明してくれるのが一周回ってギャグっぽさすら感じます。絵はいいと思います。私には合わなかったけどこういうエロが好きな人もいるんでしょう。うーん、でもやっぱりここまで高評価なのはなんかわからないかな。若い読者さんに好かれる作家さんで若くてまだこういったものを沢山読みたい層にウケているのかな？何十年もBL読んできました！という人には手あかがついた内容に感じるのではと思うのですが。

出た出た、長髪綺麗系な見た目&ナヨナヨした内面の女みたいな受け…。最近本当にこの手の受けが蔓延していますね。エロが好きな方にはいいと思いますが、私がBLに求めるものはあくまで男×男であり、エロよりもストーリー重視なので読んでいて微塵もときめきませんでした。

おもしろかった！私はこういうの好きです。サンプル読んで、そのまま購入しちゃいました！

ミスターフィクションのスピンオフ、佐伯先生の話が読めて最高でした！

中二病全開で好みじゃなかった、というのを差し引いても、攻めが本当の意味で「ハマっていく」という過程がまるで伝わってこないのが最大のマイナス。確かにカラダにはドはまりでしたけど。ペットみたいな可愛さもあるんだろうと思う、常に上から目線だけど。精神的な結びつきの方が崇高、とか思ってるわけじゃないけども、常にヤってるシーンしかないと、身体の関係が切れたらそれまで、みたいな安さしか感じられない。攻めが終始余裕しゃくしゃくでニヤついてて、受けは誰にでも流されやすく感じやすく、っていう描写ばかりが延々続くのもバランス悪いと思う。つねに言葉攻めがエロのお供で、３０代やそこらでオヤジ臭全開なのも閉口しました。「ちょっと黙ってやってくれよ・・」と終いには笑った。あと、一体「誰の」ダブスタなのか、私の中で読後もまだタイトル回収できてません。いわゆる「二重基準」とは全然意味が違うが「まさかコレなの？」って予想はある。そんなとこも消化不良でした～。

『ミスター・フィクション』を先に読まなくても、こっちの作品で登場する時に、どうゆう繋がりでとか説明みたいな、、そんな感じの場面あるので平気と言えば平気です笑先に『ミスター・フィクション』読んでからの方が確実ですが！！笑それほど支障はありません！すごくよかったです！！エロ多めで、ページ数多くて読みごたえありです！笑受けのお兄ちゃんがめちゃくちゃ病んでる感じで、お兄ちゃんの今後も気になります笑

色素薄い系の子が受けの話は嫌いじゃないけど、やっぱり受け重視の話で、最近やたら受けが酷い事されてるとか、酷い過去を持つ話が多くて、しかもなんでこの攻めの事好きになるのか？という話がおおい。

ミスター・フィクションの佐伯先生、読みたかったキャラだったので即購入。面白かった～！メンヘラ結構出てくるけど、そこに染まってないリクは、ある意味で天然記念物でした。欲を言えばもう少し家族背景とか詳しく描いてもらえると、ストーリーの幅が広がるのでより面白かったのかなぁと。あ、両方のね。そこに仁さんが絡んだらなお良し！でも、病み系得意じゃない方にも入りやすく、好きな方にも物足りなさを感じないような展開でしたので、結果的に満足です！

「ミスターフィクション」のスピンオフ。ゲスな当て馬の佐伯が主人公。待ってただけに期待大でした。エロに関しては想像通りでしたが、思ったより病んでる共演者達に少々ゲンナリ。その分、量も多目で読み応えはありますがハプニング？事件？はちょっと尻つぼみな感じ。今度は病んだままのお兄ちゃんが気になっちゃう終わり方でした。あのゲスで捻くれた佐伯に本命君が出来ただけでもハピエンなのかも。

絵も可愛いし、エッチも多いのですが、受けの受け具合が好きになれませんでした。い依存するように躾けられたとしても、もう少し自分で考えて行動して欲しかったです。