レビュー一覧

１巻は短編集、２巻がひとつの長編です。若い頃の自分ならこういうマンガにもいくらか揺さぶられたかもなという気はしますが、今となっては、うーん、描き手は迷走してるのかな、くらいしか思わなかったです。２巻はレイプや拷問といった要素に頼りすぎかと。性的な描写はいつもそれほど踏み込まない印象のある作者さんで今回もそんな感じでしたが、レイプ犯をなぶり殺しにするシーンはえげつなくしっかり描写しようとしたみたいで、うーん…となりました。本当にこんなのが描きたかったのかな？でもこれ描かないとこのマンガには見所が無くなるから仕方なかったのかな？と。でもそのシーンが栗本の言うようにほんと「つまらない」、そこが良かったです。

何が楽しくてこんなつまらないマンガを読んだのか分からない。数分だが時間がもったいないと感じた。

全2巻だけど、短編集なんですね。表紙とサンプル読んで借りたけど、正直な感想はよくわからなかった。途中まではいいんだけど、終わりでえ？ってなる話が多かった。

タイトルに惹かれたのですが、なーんだこれ、、とゆう感じで終わりました。特に得るものもなく、犯罪者目線ですね。楽しめる話ではないです。犯罪者の気持ちがわかるものでもないし被害者の気持ちがわかるものでもないし、ただわがままなやつが犯罪犯して終わり。な話がほとんどでした。

2巻を読んでの感想です。何て言えばいいのでしょうか…。なさそうでありそうな、話。 共感も感情移入もできませんでした。善良で真面目に生きている人を貶めたい誰か。こんなつまらない悪意に巻き込まれたら、と考えるだけでゾッとします。特に女の人は嫌かも。

えーまず、C教は嫌いです。なんの感銘もありません。題材としてだけ使った、もしくはアンチテーゼとしてとりあげたのだとしてもその使い方も好きではない。あと自分の中の小宇宙をぐるぐるまわしたいのであればなぜここまで他人に関与し巻き込むのでしょうね。アフロ田中も自分の中の小宇宙を持ってますが、あれくらい平和にもできるわけですよ。突き詰めて考える、自分の存在を悩み追及する、という行為が必ずしも他人を巻き込み不幸にするわけではない。描く人間の資質です。作者さんも迷っているのですか？

1巻は、短編が何個かあります。2巻は、1つの話だけなのですごく読み応えがあります。

世の中にはつくづく詰まらない話を垂れ流すのがお好きな御仁がいるなあ、とある意味感心させられますね。塵程の価値も感じられない退屈な作品でした。

最初はありきたりな感じかと思ったが、予想より壊れてて興味深く楽しめた。

暴力描写や胸糞展開を含むので読者を選ぶかもしれないけれど、こうも感情を抉り出されるような漫画は久々に読みました。１話目の話が少年少女特有の厨二感とか不条理さが浮き彫りで、賛否あれどこんな感じでも生きていける人がいてもいいんじゃないかなと思う。ピンキーの話での言葉の氾濫する世界で「人間はもう沈黙するべきだ」というのはその通りだと思いました。ある程度の哲学的要素を含むコンテンツに興味関心のある層にはオススメしたいです。うめざわさんの他の作品も読みたいと思います。