レビュー一覧

この漫画を読む前に「いけめん君とさえない君」か「ポジティブ君とネガティブ君」を読んでほしい。「りんごと蜂蜜」は、面白くないわけではないんだけれども、２つのストーリーのうち片方がいまいちなのが☆数に影響しているんだと思う。表題作の話だけで考えれば☆4.5でもいいと思う。あとこの作者は「いけめん君」でも「ポジティブ君」でもキス以上の描写がないのだけれどこの「りんごに蜂蜜」だけはHシーンが数ページあります。体のかき方も絵もお上手なので目の保養☆エロさを感じないのはおそらくBL特有のやらしい音とか台詞がないからなんだと思います。48時間で借りてみたけれど表題作が好きだったのと作者さんの他の漫画が好きだったので悩んで無期限にグレードアップしました。借りるならまずは48時間がおすすめ。

表題作の大学生同士のお話と、２０代後半で再会した元同級生の２編のお話が入ってます。どちらもストーリーを楽しむというより、空気感とか余韻を味わう感じの作風でしょうか。絵の表現の仕方がとても綺麗でつい見入ってしまいました。個人的萌えポイントは大学生の夏樹がキュートさとコマノ君の身体のラインｗ。無期限にするかは微妙ですが、読んで良かったと素直に思える作品でした。ちなみにエロはほぼ無いです。

個人的には、表題作品のコマノと夏樹のカップリングで丸ごと一冊読みたかったです。夏樹さんのキュートさ(特に夏樹さんの恥らった顔にキュンときました)とコマノの飄々さが好きです。ストーリーはゆっくりとした展開なので好みは分かれるかも。

コマノと夏樹の話しは面白かったけど、他の話しはよくわからなかった。すごくあっさりしています。私は48時間で十分ですね。

もう、先生の描く作品はどれもキュンキュンしてなんとも言えない気持ちになります!!キャラも良くて、現実にいそうな人達ばっかりなので萌えます´｀!BLはやっぱりエロがないとつまんないと思ってたけど、もう全然面白くて…!逆にこの方がさっぱりしてて読みやすかったです^^そのぶんガチエロを求める人にはあまりオススメできないと思います。絵もかわいいし、タイプです♪BL初心者の方にはオススメです!

個人的には表題作より「世界の終わりの～」の方が好みでした。ノスタルジックな設定と絵がとても合っていて良い読後感を持つことができました。あとは主人公がだんだん若さと色気を増していくのがイイ！後編の髪を切るシーンが特に素敵で感動しました。「リンゴに蜂蜜」はキャラクターがいいですね。2人の恋の駆け引き的なやりとりが可愛かったです。絵の雰囲気やラインが全体的にとても魅力的です。

二編のお話があって、社会人再開については表題作の後にあることもあって、若干見劣りしてしまう。それほど表題作の夏樹コマノが凄まじく良すぎて、多くの人がてか私も、5をつけざるを得ないんだと思う。色々BLを読み漁ってきたけど、こういう話を読みたかったんだ！背後にある夏樹の恋そのものへの悲しさ諦めが半端じゃなくて痛い。絶望的に悲観的。普段は攻の格好良さにキュンするんだけど、こんな可哀想で可愛い人いるだろうかって、攻視点で夏樹の可愛さにキュンしてしまった。人物のクオリティが相当高いし、モノローグも秀逸。よくあるノンケの単なるヒーロー化（ゲイ恋を堂々としちゃうノンケに救われるってやつ。作中では宇宙人と表現）も、他とは切り口が違う。結果的に夏樹にとってはヒーロー化してるけど。好きってそういうことだよね。恋愛のシンドイけど素晴らしいところをドキドキしながら味わえた。素晴らしい。

林檎続編のバラ色が好きでこちらに流れてきた１人です。表題作以外の評価がイマイチのようですが、私はこちらも好きですね。林檎の方は可愛く切なく青春してるのに対し、世界～はノスタルジックな思いに駆られる感じ。学生時代から囚われているものからの卒業、新たなる一歩。破壊と再生。次の夏、二人がどういう関係になっているのかが気になりました。どの作品も精神的、物理的両方の距離感が絶妙ですね。劇的な何かがある訳では無く日常の何気ない瞬間を表現するのがとても上手い作者だと思います。

　話の時系列が始めよく掴めませんでしたが、徐々に入り込めました。「リンゴに蜂蜜」の中で夏樹がコマノの自分への気持ちを信じられずに「俺男だよ？」と言ったのに対し、コマノが「悲しいこといっぱいあったんだね、今まで。」と夏樹の辛さを思いやるシーンにキュンとしました。　２冊目の「彼のバラ色の人生」がこの二人の話オンリーで好きです。　もう一つの話し始め、すみません私にはあまりキュンと来ませんでした。　あとがきの布団に入った作者さんキャラがツボでした(^-^)

そんなに言うほど二作目つまらなくなかったけどなぁ..。ネガポジ君とかあんまりキスすらしないけど、この作品はキス多くてキュンとするねー。敵キャラがいなくて、二人の世界って感じが好みでした。