レビュー一覧

48時間レンタルが無くなっているので、電子書籍の方では買っていないのですが、感想を書いておきます。　　　作品その物は完成されています、足すものも削るものもありません。最小限の会話でキャラの魅力を掘り下げつつ、増長も説明不足もなく、話そのものを読者の心に染み込ませます。但し物語そのものはとても暗いです、明るい兆しも笑顔も、奇跡の存在しない現実によって、叩き潰されます。残酷と表現しても間違っていないでしょう。　　　同じ作者の別作品「響」から、才能と幸運を、取り除いた上で、最初から最後まで悪役を登場させなかった漫画です。　　はっきり言ってこの作品に48時間レンタルを付けなかったのは、悪質と言えます、この作品はかなり好き嫌いが分かれる作品です、実際私の手元にこの作品は、もうありません。すぐれた作品だからと言って人に勧められるような作品とは限らないということをよく教えてくれる本です。　　　言うべきではない、全くの蛇足なのはわかっていますが、異世界転生ものにして続編を書いてほしいぐらいです。

とにかく絵が下手で読むのが苦痛です。お話も意味なく暴力が出て来て意味分からなかったり、美少女が死ぬ安易なもの。インキャにウケそうなお話です。

ベタな話だけど、なんだろう、とても良い漫画だった。漫画慣れしたみんなにも読んでほしい。

綺麗な話でした1巻完結でちょうどよかったです

ちょっと複雑な気持ちで読み終えました。あの二人が結婚するという結末は納得がいかず、それさえなければ星５つだったのにと思いました。

冒頭、ちほが「かわいい」とひとりで盛り上がっているところから惹き付けられました。そして絵に描いたような美人薄命の遥。遥が死にゆく姿を見ず、遥の気持ちも知らなかったことで結果的におそらく大きな葛藤もなく幸せをつかんだちほ。強く逝こうとした遥のかなわない夢。悲しい。最初からタイトルで少女が死んでしまうことが示されているので、行間をいろいろと読んでしまう、印象深い作品でした。

響きを読んで、著者のもう１作を読んでから、これを読んで一番ぐっときた。少女の話だけども、自分の親族のことを重ねてしまう。そこまで珍しい展開ではないけども、この視点にたって、丁寧に描いてくれた作品はなかなか無いなと思った。涙を誘うような細工ではなく、淡々と、でも少女らしい生き方を見せてもらえた。

ザ・少女漫画！です。ボーイッシュな少女、高校デビュー、美少女との出会い、幼馴染の少年、憧れ、秘密、初恋、別れ。全てが詰まっています。王道だけど、やっぱり切なくなるのです。

面白かったけれども、ところどころ不自然で粗いところがあり、首を傾げざるを得ませんでした。そうは言っても、主人公三人の関係性は面白く、もっとも近しい人にも見せない痛みを抱えて生きる姿には共感できます。

第1印象は死を迎えてる少女の性格が響っぽいなーっと。ストーリーは淡々としているが、最後は切ない気持ちでいっぱいになった。