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始まりは悪かったけど、一途な攻が好きだし、幸せになってよかった！オメガものは、幸せになってくれないと。エロはエロい。別の男が絡んでくることもないし、家族が残念な2人が支え合って幸せになるという、昭和の幸せ感ですな。

途中までは、今までにないオメガバースだなぁと思った。けどラスト近くになって、ちょっと急ぎ足感が否めないと思った。

2009年の『生徒が野獣』という作品をオメガバにアレンジして大幅改稿した本作、元の作品は未読なのですが大きく手を入れられているせいでさほど古めかしさは感じません。最初はいかにもアルファらしく傲岸不遜な中臣が担任の早川に「いい成績を取らせたいんだったら言うことを聞け」と脅すような関係を迫るのですが、親の地位を笠に着た俺様だったはずの中臣が次第に「実は父から虐待を受けている」「家ではいつも一人」「ひどい喘息持ち」…となかなか不憫な子で、だからこそ自分を見つめ名前を呼んでくれる唯一の存在だった早川に惹かれていたと言うことがわかってきます。さすがに「俺はオメガなんだ」には「いやいや、そんな体格と能力でベータならまだしもオメガはないでしょ？これは後で実はアルファだったになるよな〜」と疑いましたが（ルックスは置いといても高校生のくせに“俺のセックスの虜になると思うよ“とかすごく男女ともを相手にしての経験豊富そうじゃないですか。そんなオメガはいないでしょ）親に愛されてこなかった・疎ましがられてきた似た者同士の二人が惹かれ合いお互いを守ろうとする姿はよかったです。タイトルの“毒の林檎“は何だったんでしょうか？林檎を口移しで食べさせるというシーンがあったけれども、毒の林檎＝本当の愛情・番の象徴なのかな？ちょっとその部分がわかりにくかったのと、案外あっさりとハッピーエンドになったのが少々物足りなく感じました。

攻めにも受けにも秘密があって、それが暴かれていくのが気持ちよかったです。

チケ高いから悩んでいましたが買って正解でした。思っていたより痛々しくはないです。年下攻め、攻めがが受けを溺愛、という設定がツボなのでむしろ萌えました。本編もその後の二人の話もエロ濃いめで大変おいしい作品でした。ラブとエロをお求めだけど、チケ高くて悩んでる方は買って損はないかと思います。

教師と生徒物は刹那的なお話が多いけどスパンが長くて良かったです。

セックス多めです。教師受け、教え子攻めです。二人とも裕福な生い立ちに難ありますが、乗り越えて幸せになります。攻めが高校生から大学生になり、甘々な日常も見れてよかったです。

チケ高く悩んでいましたが買って良かった。生徒と先生ってやっぱりいい。エッチシーンがたくさんあって良かった。もっと濃い感じが欲しかったけどこれはこれで良かった。

オメガものは苦手ですか、この作品は大丈夫でした。攻めが服を脱がない理由も切なかったです。運命の人に出会えてよかったなと思いました。