レビュー一覧

40年以上前に読んだ記憶がある漫画。当時小学生の自分では理解出来なかった内容が、初老を迎え恐ろしいまでの作者の想いが伝わってくる。名作！

以前本屋さんで少し読んだのですが、母親に焼いて食べられそうになる恐怖を許せって言われてもそれは無理だろうと思います。子供は親に愛されたいと思うけれど、それを裏切られたということは愛されていないと認めなくてはいけないということだから、すごくすごく辛いし、愛を教えてもらえなかったら何を信じればいいのかわからなくなってしまうし、なんで生まれたんだろうと思って当然なんじゃないかなと思います。

生まれて間もなく食い殺されそうになったというこの上なくしんどい話す。辛い、辛すぎるので覚悟してください。

壮絶。生きるとはなにかを問うている。人間という動物の生きる本能。死を前にすればこそ剥き出しに現れる。凄まじく生命力にあふれた作品。

人間の本質とは？圧倒的な迫力で考えさせられる作品。

悲しいお話です。時々みえるわずかな優しさがまた切なくなる…でもなぜか読みたくなる、クセになるような作品でした。

何か決着がつく終わりじゃないんだお金払って鬱な気分になりたい人向けの鬱漫画、読後はただただ疲れた

ジョージ秋山氏の作品はいつも重い。読むには覚悟が必要

ペンと箸を読んで、子供の頃に年上の人から、えげつないから読まない方が良いと言われて読まずにいたけれど、購入しました。読んで良かったです。子供に読ませることをためらうかは、はだしのゲン同様に読もうと思えば、いつでも読めるようにしておいて良い本ではないかと思います。

ジョージ秋山の不朽の名作を、こんなお得に読めるのは申し訳ない気がします。ものすごくショッキングな話ですが、たくさんの人に読んでほしい作品だと思いました。