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この展開好きです。繊細な受けとちょい俺様な攻め。で、受けが追いかけるばかりの恋のようだったのに、数年後大逆転の攻めの猛追。手に入れたくてしょうがないって言う攻めの執念とか独占欲が心地よかったです。

100本以上のBL作品を読みましたが、私にとっては。とてもとても印象深い作品。あまりにも切なくて涙が溢れてしまいました。十七歳で恋の甘さと好きな相手と抱き合うことの幸せを知った。からはじまり、二十一歳のときは、ただくるしかったことしか覚えていない。までの、ひたむきに愛したからこそ、その後ろに潜んだ深い闇に飲み込まれるまで、本当に切なくて胸が痛くなりました。とても素敵な作品をありがとうございます。もう、10回くらい読みましたが、また繰り返し何度でも読み返したくなる小説です。

フィギュアスケートとかオリンピックとか、BL小説であんまりない設定で面白かったです。私も攻めにもっともっと必死に追いかけて欲しかった！受けが健気な子だから！俺様な攻めが泣いてすがるくらいしてくれたら気持ち良いのにな（笑）

攻めにはカッコ付けずにもっともっと必死になって受けを追いかけて欲しかった。それくらい攻めの恋人に対する態度は酷かったんじゃないの？オリンピックの為に仕方なかったと言われればそれまでだけど、それなら受けをちゃんと手放してあげるべきだったと思う。全体的には序盤、再会をきっかけに互いの視点から過去が語られ、攻めがよりを戻そうとするが受けは未練が有りながらも拒絶し、途中なかだるみっぽくなったような気もしましたが終盤、攻めが独占欲と嫉妬で猛追し最後には力技で奪い返したという感じでしょうか。と言うか、なんであそこで一旦引き下がるのか意味不明です。言い回しが？と感じる箇所があり文章力もいまいち？な部分がありましたがまだ若い作家さんなのでしょうか。まあでも悪くなかったですよ。