レビュー一覧

王道の、養父母に育てられた女性が王族の血を引いてて…っていうパターンです。ヒーローもいい人で揉めることもなく両思い。国民も大歓迎。おとぎ話のようでした。もう一捻りあってもよかったかもなあ～。

さわやかな画が作品のイメージに合っていてよかったです(^-^)vストーリーも盛り上がりがあって、限られたページ数によくおさまっていました。おとぎ話のようで素敵でした♪

ロマンスらしいロマンス、典型的な貴種流離譚です。ヒロインは片田舎で小さな書店を営む女性。養父母には愛されて育ったので、変にいじけたり拗らしたりした所のない、普通の庶民です。そこへ、やや時代がかった挙措の紳士が登場、彼女を行方不明の王女と呼びます。このヒーローが、お姫さま物の絵本から抜け出して来たような美形で最早ビックリ（笑）、岸田キャラの威力に圧倒されるばかり。自分のルーツを確かめる為に王国へ渡ったヒロインが経験する女王教育や蘇る記憶、敵対者の子孫であるヒーローとの恋と、かくあるべしの要素がてんこ盛り。ヒーローの生真面目さとヒロインの率直さが、それぞれ頑迷さや粗雑さにならずに、丁度程良い感じです。安心して、ゆったりとページをめくって下さい。

冒頭のドイツ語に惹かれて購入しました。ドイツ語圏のお話は少ないので、ゲルマン好きには嬉しい限りです。岸田先生以外の作家さんが思い当たらないくらいに、ストーリーと絵柄が合っているように思います。尺が短いのでサクサクと進みますが、嫌な気分になることがない、ストレスフリーのお話です。君臨せずとも統治せずのお国柄なので、国の行く末を憂いて、国と国民の為に自分を滅するヒーローが素敵でした。ヒーロー主人公で前国王暗殺からヒロイン一家の亡命、其々の生活や国の状態等を、2巻くらいのお話にして貰って読みたいくらいです。

うーん……描線がハッキリしてて造形が整ってるせいか、人形劇のように表情に変化が乏しい感じがして「この状況でその表情かーい！」と目が覚めてしまった。奇麗すぎるのも問題なのかな。いろいろと惜しいなあ……

自分の素性を知らずに養父母に育てられたヒロインが、実は遠い国の王位継承者で――というお話。ヒロインもヒーローも落ち着いていて、すてきな小公女ものでした。燃え上がるような恋というよりは、穏やかに育まれる信頼という感じかな。ハラハラさせられるシーンがあまりないので、少し物足りなさがありました。

　面白かったの一言。登場人物すべての性格がいいですね。　お話の構成もよくできていて、最後はすごくハラハラしました。　チョコレートが食べたくなります！

小国のプリンセスだったヒロインが本物のプリンセスになり幸せを掴んでよかったです

良い話しでした。記憶が蘇りプリンセスとして頑張ろうと思った矢先に　ヒーローの腹心の部下の裏切り！これには、驚きました。全くのノーマークだったので。故郷の美しい景色を見て　母の言葉を思い出すシーンは感動的です。他の方が仰るチョコレート食べたくなるというコメント納得です！

とっても素敵でうっとりします。美男美女なのも最高。ハーレクイン好きの方も立ち読みで気になった方も読んで欲しいです。