「壁尻」…なんとも個性的で物凄い設定でしたが、おもしろく読みました。本当にこんなお店あるのかな？西野さんは、変態を書く天才だと思います。(褒め言葉) 攻めが最初に姿を消すところと再会以外は、大きな波風はたちませんが、設定が設定なので退屈せずに読めました。夜の世界で生きる攻め様と、受け様がこのまま一緒に生きていけるのか、老婆心も芽生えたてしまいますが、二人が激しい行為だけでなく日常の幸せを楽しんでいる様子を見て、うれしくもあり…。長すぎないのも、良かったかな。

１ヶ所辻褄が合わないところがあるのが気になりますが、ポップな西野先生のお話を堪能出来て、大変満足です！

難しいことや常識や道徳とか一切振りきってエロを楽しむ為の作品です。壁尻はどこが発祥なんだろう、(笑)。マニアックなプレイだけど、やってる内容は普通の？エッチです。もっとマニアックでも良かったかな。奏多が普段は口が悪いのがあまり似合わなかったけど、エロはたっぷりあんあん喘いでくれたのでまぁいっか。

西野先生らしいHな描写が、美味しい作品です。すらっと読めました。挿絵最高。

作品によってはハードで重たいものも多いですが、この作品はプレイやシチュエーション特化で話自体はそれほど重たく無いので、この作者さんのプレイ描写は好きだけど話が重すぎて‥と感じている方は、他作品に比べればプレイ描写はそのままで軽めのお話しなので安心して読めると思います。

作者さん書いです！壁尻最高です！エロエロで良かったです。

普通に恋愛物語です。純愛って感じ。女は打算がついているけど、二人とも、本当に大切な存在なんだな。と思いました。とても、キレイです。

壁から尻出す風俗って！こういうお店ほんとにあるの？でも本人が楽しそうにやっているのでよし！

受けの主人公がいい子でした。壁尻という特殊プレイはありますがそれ以外のエロは濃厚な描写はありますが西野さんにしては普通のプレイです。エロ中心の話ですが、主人公の父親との確執解消などわりとBLでは放置されがちなエピソード回収もありすっきりとしたハッピーエンドを迎えてます。

ちょっとおばかだけど読んでくうちに可愛い気がしてきちゃう。レビューどおりでした。POPな変態。とても気楽に読めるのがよかったです。