レビュー一覧

私の周りには、アスペルガーの診断をもらった子どもがすごく多いです。兄弟3人全員なんてところも（今は多いのかもしれませんね）。そんな環境もあって1巻を借りてみましたが、最後までスルスル興味深く読みました。突然訪ねて来られた漫画家はほのかな下心を持ちつつも、とっても誠実に彼女に向き合っています。闇は深いし、どう終着するのやらですが、アスペルガーや精神疾患以前に、人間関係構築の根幹を見るような物語でした。誰もが生きやすい世界というのはないものでしょうか。続きが気になります！

犬蹴った瞬間無理になりました。それまで読めてたし割と理解出来る話なんですけど、アスペを表すには必要だったのかなー？分からないですけど、サイコパス的な…。今後偏見で見てしまいそうです。

絵もストーリーも優しい感じです。続きが気になります。

犬蹴ったから見るの辞めました。あんなことしたら捕まるよね、何で蹴られた側は静かなの？初対面の人の家でリスカするのも不快。

同僚のカミさんが同じような感じ。潔癖症で、何かに常に怒っていて、同僚がいつも殴られている。俺は絶対に関わりたくないと思ってしまうので、この作品も正直しんどかった

わかる、わからないの違いとか言葉のニュアンスの理解不理解、うちの子がたまに「？」ってなる時があってなんでかなって思ってたけど、こういう本を読んで納得しました。私も自分の子の耳になれるようになりたいと思いました。

医療職だが、ここまで発達障害に関する問題を正面から描いた作品は他にはないと思う。発達障害に関わる全ての人が必読の本。

多様性を認める時代とお題目を掲げて久しいこの世界ですが、生きにくい人間というのは居るもので。主人公の2人も周りの人たちも、そんな世界でなんとか生きる意味を見出しながら、その日その日を過ごしています。ただ誠実なだけ、善良なだけでは決して乗り越えられない細い道を、そろりそろりと未来へ進む2人から、いつの間にか目が離せなくなっていく作品です。とても繊細なテーマですが、人生の視野が拡がる一作だと思います。

漫画として読んでる人には面白くないでしょう。発達障害というものが身近な人には、助けとなる部分のある作品でしょう。途中で読むのがきつくなってしばらく読んでいませんでしたが久しぶりに読んで、最新刊まで読み進めました。発達障害を持った人に対して今までの自分の行動は意味不明だったんだろうなあ、と反省しました。

面白く無いことはないんだけど、人付き合い苦手で一人で生きてきた主人公が、このファンの娘の登場で異様に心遣いとかわかっててまるで精神科の医者か？ってくらいのレベルなところが納得いかない。後正直ファンの娘がキモくて好きになれない。