昔、好きだった漫画家さんの絵でした。ちょっとヒロインが幼く見えます。

子供の頃某少女誌で、この漫画家さんの作品を拝読してましたよ。まさか今になってHQ で新作を読めるとは(笑)少し固いけど、今風の作画やカラーで、作家さんの努力と向上心が拝見できて嬉しい限りです。

ヒロインは本当に太陽のよう。徐々に心を開いていくヒーロー。終わり方も印象的でした。

ヒーローもヒロインもキラキラしていて、ココロも美しく、読んでいて心が洗われるようでした。

まぁ、ヒーローの祖父さんが最低なのは確定として、ヒーローもヒロインのことを純粋に愛していたわけではなくて、単に癒しの存在だった感じですよね。そしてヒロインがいなくなって初めてその存在の大きさに驚くと・・・。でも再会した後も最初はどうしていなくなったのか、だけでそれほどではなかったのに、子供の存在に気付き、心に変化が生まれ・・・最後に火事になった工場の中にヒロインがいると気付いてヒーローは無我夢中で助け、ハッピーエンドとなります

ちょっぴり泣けました。ヒロインの生き方素敵です。

ストーリーはハーレクインの定番の一つでしたが、良かったです。お話の持って行き方かな。惜しいのはヒーローは時々、屈託無く明るく笑ってるヒロインを思い出しているのですが、私としてはちょっと子供っぽくて色気がどこかに少しあれば良かったなあと思います。

始めが切ないですが、ヒーローが誠実になっていって良かったです。ヒロインがとにかく健気！いいお話です。

男前な主人公がとても魅力的です。健気に頑張る姿に感動しました。

懐かしい作者さんがまさかのHQ！と、つい購入してしまいました。HQっていうと、大抵昔付き合ってたカップルが再開、再開後に自分の子供が育っていた、というかこの物語も正に王道物ですが、2人の壁はじーちゃんとその弁護士かな。ヒーローは威圧感ないし、女性関係は出てこないから今まで読んでたHQにしてはすごく誠実な人だと伺えた。ヒロインがお日様の様に明るい性格なので、それでなのか、ストーリーのテンポはすごくいい感じでした。