レビュー一覧

内容紹介だとフツーの王子モノね、って思いますよね。ジャンルも王子括りのみ。いやいや、とんでもない、ファンタジーです。しかもかなりガチ(笑) 舞台は地球ですらありません。地球から移民後500年以上経ってます。優秀なロボット、愛くるしいロボットも登場 します。さすが剛先生、世界観設定がしっかりしていて読んでいて楽しいです。お話は辛い描写もありますが、、、コンピュータ「アダム」が支配していた南紅王国の雄々しい国王 天人と「イブ」が支配し続ける北青王国の異名を持つ美貌の公爵 シオンが結ばれ、「イブ」への宣戦布告となる。そして……。面白いとは思うのですが、次巻を読もうかなって気持ちが湧かない自分もいます。

宮廷を舞台に、華麗に展開する愛の物語です。独特の世界観が広がっていて、おもしろいとおもいました。

といったカンジですが、話は2人に構ってられないくらい、ドンドン進んでいきます。シオンの過 去も、2巻目3巻目と明らかになっていきます。SF好きな人は最高に楽しめるでしょう。かの名作「間の楔」を彷彿とさせる話です。

ＣＤから入って、原作まで手を伸ばしてみました。期待以上の面白さで、大満足です。ファンタジーだけど、ふわふわじゃない、骨太な物語になりそうな予感のする一巻って感じでした。現在より巻が増えないのが残念です。合掌。

初めて読む作家さんです。堂々と大らかで揺るぎない攻めと影を纏う美人の受け、と典型的だけど、話の筋は完結で分かりやすくファンタジーながら世界観も纏まっていて読みやすかったです。まだ物語の序章？という感じの話(既に次巻あり、お話は続く)だったのと、受けの過去を癒すであろう優しい終わりかただったので、次の巻でいろいろ解き明かされたり、展開があるのかなぁと期待があります。この巻だけでは満足できず、続きが読みたくなりました。