レビュー一覧

2巻に続くので注意。著者様のファンです。1巻は拍子抜けするくらいBLらしさは微量だし先はまだわからない話なので評価悩みますが、やっぱり面白かったので5。彫塑家と、人を惑わせる美しさを持つ美術商のお話で、美術商は過去に何やら(性的な)トラウマを持っているようです。序盤は原作とうまくかみ合うのかなと心配しましたが、進むにつれ一体化してどんどん面白くなっていったのはさすが。著者様はオリジナルもとてもとても素晴らしい作家さんで、実は私は原作なしの方が好きなんですけど、あらためて読むと原作モノも面白いなと思います。とは言えやっぱりオリジナルもお待ちしてまーす！

待ち望んでいた2巻を読了。いやー、素晴らしかった！！最後まで読んで、登場人物の印象ががらりと変わりました。もっとゲスかったり悲惨な作品も山ほど読んでますが、こちらの方がずっとリアリティーがあって胸が痛くなりました。たった一度の過ちですべてが壊れてしまうことだってあるんです。踏みとどまれなかった自分を悔いた南雲さん、現実が辛くて逃げ出したお兄さん、大人になって悟ってしまった妹、黙って傍で見守ってきた高嶋さん。皆の気持ちが痛いほどわかります。そして宝生社長。なんて不器用な人なんでしょう。晴生のトラウマを知らなかったとはいえ、アプローチの仕方がまずかったよね。いつかこの人にも幸せになってほしいです。

映画のような作品でした。絵もきれいだし登場人物にも血がかよっている人間のようで嫌なことする人もキャラがすごく生きてる感じです。Ｈは２巻でようやく1回。。。ストーリーで読ませるのでこれはこれで自然でした。後日談とか高嶋さんとかももっと見たいです。

まだ一巻。雑誌で何度か見かけていて単行本化したら読もうと楽しみにしていました。湖水センセイの絵は動きが硬めだけれどなぜか惹かれる。今回はミステリアスな感じのストーリーでそれも好き。ユトリロが好きな主人公が超好み。早く二巻読みたいです。

好きです。オーナーが自分の犯した罪から行方不明になりもう多分生きてないっていう設定がとてもつらい。晴生は妹を守るために自分の信頼を裏切ったオーナーの欲情に一度限り身を任せ、それがトラウマとなっている。その晴生が美しい。また元オーナー同様彼に魅せられ、何度もアプローチしながらあしらわれこじらせる社長の描かれ方がいい。原作がいいのでしょうが、この作家さんに漫画で表現してもらえてこの作品は幸せだな、と思います。

美術商の晴生(表紙左側、黒髪、受)と彫塑家の虎一(表紙右側、白髪、攻)のCPで、２巻で完結です。美術界を舞台に、晴生の過去のトラウマや、現在の取引相手、虎一のパトロン候補など、複雑に絡み合う人間関係が、しっかりと奥行きと幅をもって描かれています。緻密に作り込まれた物語の中で、惹かれあっていく２人のラブストーリーは、読み応え充分でした。事情があって(←ネタバレ回避)、簡単に肉体関係には進めませんが、ちゃんと２巻ではエロもありますよ。

深い綺麗美しい話がいい。画も素敵です。画廊美術個展のキーワードが私にはそそられました。画廊の生い立色気や品、たまに面白い顔が見れて深い。次がたのしみでしかたがない。まだまるで友人関係的ですが、これから生い立ちの本当の中身、夜が嫌いなわけ、他人の男には触れられたくないわけ、二人の進展していく様子も見れるのかな。

エロはないけど絵もきれいでお話しの内容とか絵にあっててよかった。次読みます

作家さん買いです。二巻分で読み応えがありました。また湖水さんと菅野さんで組んで欲しいです。小説版で細かな心理描写とかも読んでみたいと思いました。虎一も素敵なのですが、宝生社長が切なくて。。宝生社長でスピンオフをお願いします！幸せになってほしいなあ。

面白かった2巻一気読みした〜走り抜けた〜。読んでいる最中はドキドキハラハラでしたが与謝野の懐と愛情の深さで晴生のトラウマも無くなって行くでしょう、宝生社長も最後まで悪い人にはなりきれなかったね本当に晴生を愛していたんだとは思う（諦めが悪かっただけで）親友の高嶋を始めとして周りに良い人達が居て良かった、これからは夜を怖がらずに駆け抜けてほしい。