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水原先生の作品を読むのは2作目です。痛い方を選んで読んだので、陵辱シーンはやっぱりツラかった。あんな目にあっても許せる心の広い主人公です。晶の生い立ちや時代背景は面白い設定だと思いました。ただいろいろ都合良すぎて、話に入り込めず残念。攻めの凱士の人となりが分かりにくくて共感できなかったからかな。文章は読みやすくすらすら読めます。1チケだったので甘めの☆3です。
水原さんの台湾人、中国人が絡んだ中華街ものが結構好きです。昭和30年代の時代感も良く出ていました。これは水原さんらしい「痛い」系作品ですが、攻めの孤独感と甘さが滲んで悲惨さが軽減されている感じ。ラストシーンは素敵です。
登場人物の背景や時代、舞台が哀しく絡み合い、重いテーマでしたが、ストーリー展開も良く、グイグイと読んでしまいました。この三角関係、どうなるのだろう、とハラハラドキドキでした。
BLでこの舞台背景、なかなかに珍しいですね。いろんいろんな国や立場を抱え戦後の日本で懸命に生きていくこの時代の人々を感じました。背景の凄惨さが想像できるのでBLとしてはどうしても萌えることができませんでしたが普通の小説として読みごたえありました。
時代背景とその中で翻弄された登場人物たちの生き様がしっかり設定されていて、リアル感がありました。ただ、嫉妬で愛する人に体を売らすことができるものなのか、私には疑問かな…
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水原先生の作品を読むのは2作目です。痛い方を選んで読んだので、陵辱シーンはやっぱりツラかった。あんな目にあっても許せる心の広い主人公です。晶の生い立ちや時代背景は面白い設定だと思いました。ただいろいろ都合良すぎて、話に入り込めず残念。攻めの凱士の人となりが分かりにくくて共感できなかったからかな。文章は読みやすくすらすら読めます。1チケだったので甘めの☆3です。