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こちらは原作者さんがいらっしゃいますが、今市子先生の雰囲気と合っていて楽しめます。「百鬼夜行抄」のファンの方なら好みに合うの思うのでおすすめします。江戸から明治に変わってもまだ30数年。政府がせいようかを進める東京がこんな感じだったなら、地方はまだもっと、夜の闇に色々想像したのかな、などと思いを馳せたり。ホラーは苦手ですが、日本の妖怪、物の怪ものは、怖い、気持ち悪いではなくどこか哀しさがある所が好きです。続きも楽しみ。