レビュー一覧

シリーズものですが、１話完結でどこから読んでも大丈夫なのでオススメです。キャラがしっかりしていてどの人物も魅力的です。

「呪いのシリーズ」「呪いの招待状」どちらも大好きな作品で、紙版で持っています。こちらの「呪いのシリーズ」の方が先に出たようですね。主人公が殺し屋だから、結末は暗い話が多くなりますが、不思議に納得できる終わり方をします。第二巻の「魔少女の眠り」には、人形のマリーが主人公と暮すようになったいきさつが描かれているので、このシリーズのファンの方は見逃さないでください。

ホラーだけど、少女向けに上手く怖さを調節してくれているような。呪いの代償が寿命十年分とは絶妙な重さかなと思います。

曽祢まさこさんの作品で１番好きな作品かもしれません。夢で黒猫が情報をくれ、写真か髪の毛を持参すれば憎い相手を人知れず始末してくれる、しかも、呪術師カイに会うための建物の入口は憎い感情を持っている者にしか見えず、事が終わって憎悪の感情がなくなれば建物も入口も見えなくなるという、何とも不思議な設定が魅力的です。更に呪術師カイ、黒猫、人形マリーと、性格や考え方がまるで違うキャラクターがハッキリ分かれているのが面白いです。激しく実写化希望の漫画です！実写化されないのが残念で仕方ありません。

呪いの招待状シリーズはどのコミックも本当に面白いです。「恨みを晴らして爽快！」という内容ではなく、遣る瀬無かったり後味の悪い結末もあるのですが、人間の業や情をとても上手く描かれていて読み応えがあります。特に弱い者の視点の話が考えさせられる話が多いです。現実ではそのまま弱者が犠牲になってしまう所をカイが救ってくれます。でも、寿命10年分というかなりシビアな条件。カイ自身もクールで弱き者の味方と言う訳ではないのですが、たまに見せる情やお人好しな部分が魅力的です。お人形のマリーちゃんに甘い所も！

作者買いです。流石です！時代を越えて通用する秀作だと思います。カイの適当な(笑)人情味が好感持てます。

もーカイのクールな感じマリーちゃんの人間らしい感じすきだなぁ。このシリーズの作品のファンになりました。

設定が面白いですね。特にフランス人形の彼女が好きです。

主人公コンビ？が長寿の人ではない青年と、人形についた幼女って、面白いパターンだなぁと思いました。

それなりに怖いけどトラウマになる程ではなく、ホラー系少女漫画という感じです。サムネの主要メンバー3人（男が計画担当、人形が接客、猫が実行）のやりとりが割とギャグ寄りで、シリアスな流れの中でのアクセントになってます。