レビュー一覧

作者買い。こちらでなかなか配信されなかったので以前他所で購入したのですが、それからも何度か読み返している好きなお話です。ただファンタジー色が強く、しかもヨコシマや神様が話のキーになっているしっかりめファンタジーなので、苦手な方には合わないかもしれません。とは言ってもこれは幼なじみの優吾と靖弘がお互いに想う気持ちとその葛藤が独創的に描かれたものですから、筋としては王道で、私はとってもキュンキュンします。あと作者様の描かれるヘタレな攻めの成長って私は大好きなんですが、本作の攻めもまたそういうタイプ。オス顔で見せる包容力はたまんないです。

すごく不思議でハラハラドキドキわくわくしました！2人ともかわゆい。じゃのめさんの描くちょっと奥手な男の子たちはほんとかわいいなぁ！

作者買いです。今回のは田舎で妖怪風神様を親神様タヌキと退治して、両片思いの幼馴染達が異次元から戻って来ます。この出来事によって二人の思いが通じ合い終わり良ければ全て良しかな。タヌキに食べられて消えた妖怪風神様が再度現れたり、居るはずの攻めのオバさんはどこ？とか、突っ込みどころは多々ありますが、ハピエンなのでヨシとします。

あのねー、なんだろ、最初はチョット理解不能と言うか、恐怖心を煽られながらも分かりにくい内容で失敗したかなー。と思いながら読み進めていくと繋がると言うか納得と言うか…独創的な感じです。じゃのめ先生、大好きなんですけど今のところ唯一、あんまり楽しめなかった作品なのでコノ評価です。

じゃのめさんの作品で、一番好きかも！和風ファンタジーな作風が、ちょっとレトロな感じの画にあっていて良かったです。このテーマを選んだ担当さんのセンスすばらしい！幼なじみジレジレものですが、ラストのラブラブっぷりが、おまけまでホントにあまあまでした。妖怪とか神様とか和ものが好きで、両片想いのじれったラブがお好きな方にはオススメです。この作者さんには多いパターンですが、ゆるふわうじうじ系めがねくんが攻めで、黒髪小柄で硬派な男前が受けです。

普段ファンタジーはあまり好みじゃないんですが、この作品は好きでした。パラドックスファンタジーというかちょっとオカルトも混ざりながら、本質はお互いの本心を自己問で晒していく。本質がしっかりしてるからこそファンタジーも活きてくる。一風変わった作調でも、この作家さんの作品は読ませてくれます。

大好きな幼馴染モノ。そして妙にオドオドしてキツネもカワイイ。これはなかなかーーーとホクホクしながら読んでいたら、いつの間にやらファンタジーに・・・これはこれで良かったけれど、そのまま現実路線で幼馴染の恋路が見たかったような気もした。

トリックスター的に登場するキツネちゃんもかわいいし、心理的に離れ離れになっていた幼馴染の歩み寄り方が何とも言えない甘酸っぱさがありました。オカルトっぽい話かと思いきや、ちょっと抜けた感じのヨコシマ。。彼もかわいげがありました。

ヘタレなハズの攻めが受けを思って成長するの良かったです。遠恋してて久しぶりにあったら別人の様にこなれ感あるなんて…心配します！

両片思いにもどかしいですが、後盤は自然な二人の後日談が微笑ましくてとてもいい。何だか情けないキャラだった攻の男っぽい姿がかっこいいです！