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年齢確認
最近自分も歳をとったのか、昔のドラマやCMをみたりすると当時を思い出して、ちょっと苦くて、でもあの時はキラキラしてたなって思います。うららさんは今まだ羽化の前の硬い蛹の状態で、自分が上手く表現出来ず四苦八苦していますが、真面目に自分に向き合っていれば、ああ、そんなときもあったのよね、私一生懸命だったな、と思える時が必ず来るものです。雪さんは、きっとそれを知っています。だから彼女がうららさんを見る目は優しいのでしょう。また、雪さんは、階段でふうふうしてしまう、葡萄沢山食べられない、南瓜切れない。。老いを感じさせる日常の些細なことが彼女の気持ちを凹ませますが、何とか折り合いを付けて生きています。そんな日々のなか、彼女は若い友達と接することで新しい刺激を受けて、改めてちょっとキラキラしたりするのです。人生の盛りの前と後の人間の対比、絡みが本当に絶妙です。お勧めします。
丁寧に間を埋めるように描写がなされていて、とても雰囲気ある作品。人物の考え方や行動が凄く身近で「ある」「居る」「そんな感じ」「そんな感じになるなる」という小さなリアルをたくさん感じました。ペースはゆっくりで、ほっこりじんわりとした温度と、ずっしりとした質量感。全然不思議じゃないのに、すこし不思議な作品を読んだぐらいの満足感。「ヨコハマ」とか「夏目」とか「異世界居酒屋のぶ」を思い起こすような温度感。「蟲師」とか「バーテンダー」とか「みかん絵日記」みたいな湿度感。どれともかぶらず、どれとも似てないけど、何となくイメージがわくように読後感が近いものを並べてみました。
何もかも経験したからこそBLを楽しんでいるおばあちゃんと、何もかもこれから経験するかもしれないからBLを楽しんでいる女子高生の不思議な出会いのお話し。何か劇的な変化やストーリーがあるわけではないけど、ゆっくり変わっていくのを見守りたくなる漫画でした
どっぷりBLにはまっていた学生の頃、はじめてオフセット印刷した同人誌、ドキドキしながら行ったはじめてのイベント、色々な事を思いだしました。生まれて半世紀に達する年齢になろうとしている私が、一旦は卒業したBL沼に再度はまった状態となっています。もしかしたらこの物語のように若いお嬢さんと出会う可能性があるのかもしれないと想像すると胸が熱くなります。うん、漫画ですけど。分かっていますが、可能性を信じた方が楽しいじゃないですか!いつかまた、イベント再デビュー出来たらいいな。代わり映えしない日常の中の、非日常にワクワクが止まらなくなるお話しでした。
とても面白かったです。「続きが気になる!」というわけではないのですが、続巻が出たら買ってしまうと思います。嫌な人が出てこなく、おだやかな雰囲気がとても心地よい漫画でした。
この作品の空気感が好きです。2人のやりとりがとてもかわいくて、ふふっと声に出して笑ってしまいました。
泣いた。何故かすごく泣いた。でも、読後感は良いと思います。貴重な物語だと思います。
仕事を持っているし適度にご近所付き合いも有るから孤独とは言えない75歳女性がBL漫画という新しい趣味と友人に出会う素敵なお話ですね。自分や周りが思ってるほど体力ないし、一寸頑張ると腰が痛くなるとかリアルです。私は日々体力の衰えを実感している60代ですがTL漫画にハマってます(笑)
とても良かったです。生きていく中での、寂しさや生きづらさ、そんな隙間を埋めてくれるような出会いと、そこから育まれていくキラキラした友情のお話。静かな作品ではありますが、二人と一緒にドキドキしたり、わくわくしたり。素敵なお話でした。私も年の離れたお友達が欲しくなっちゃいました。
話がゆっくり進んでいて、ちょっと物足りないかな?48時間があればいいのに。どんな風に女子高生とおばあちゃんがイベントを楽しむのか気になるところで終わりました。ゆるーく、つらつらーとした話です。あまり読み返しはしないかもなぁ。
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最近自分も歳をとったのか、昔のドラマやCMをみたりすると当時を思い出して、ちょっと苦くて、でもあの時はキラキラしてたなって思います。うららさんは今まだ羽化の前の硬い蛹の状態で、自分が上手く表現出来ず四苦八苦していますが、真面目に自分に向き合っていれば、ああ、そんなときもあったのよね、私一生懸命だったな、と思える時が必ず来るものです。雪さんは、きっとそれを知っています。だから彼女がうららさんを見る目は優しいのでしょう。また、雪さんは、階段でふうふうしてしまう、葡萄沢山食べられない、南瓜切れない。。老いを感じさせる日常の些細なことが彼女の気持ちを凹ませますが、何とか折り合いを付けて生きています。そんな日々のなか、彼女は若い友達と接することで新しい刺激を受けて、改めてちょっとキラキラしたりするのです。人生の盛りの前と後の人間の対比、絡みが本当に絶妙です。お勧めします。