レビュー一覧

●JET先生が横溝作品の漫画化を手がけられているのは知っていたのですが、読む機会がありませんでした。もしかしてここで読めるかなあと検索をかけてみたら、見事にヒット！　二冊続けてレンタルしてしまった私です。／●横溝作品はあまりに有名なので映画やドラマを先に見ていてストーリーを知っている作品がほとんどですが、それでもJET先生の筆力で読ませます。私はどの物語も映像化前の横溝ブームに乗って小説を読破した世代ですが、何度読んでも見ても飽きることのない世界だなあと感心、感嘆します。実は細かな部分で原作と映画やドラマでは違うところもあるので、そのあたりを発見して楽しむのもアリでしょうか。／●JET先生の横溝シリーズには、表題になっている作品のほかにもう一本、映画化などはされていない作品（＝たぶん、ストーリーがあまり知られていない作品）が同時掲載されている本もあります。あらかじめ無料のサンプルで目次を確かめ、気になったものを読んでみてもいいかもしれません。

昔、月曜ロードショーとかで放送されていて観たが横溝作品の中で一番オドロオドロしかったなあ、時代が昭和40年代だから背景こそ古かないがやっぱ怪奇じみて観るものを彷彿とさせる。漫画の方が解り易いかもこれからも宜しく。

JETさんが描く金田一耕助の話って絵柄のせいか凄く怖いです。人間のドロドロした部分が強調される気がします。『悪魔が来たりて笛を吹く』は殺人描写もさることながら登場人物の内面をリアルに描いているなと思いました。何回読んでも飽きないです。

横溝作品とJETさんの絵がマッチして、ごく自然に読めました。陰鬱な作品や重厚なものはJETさんならではでしょう。ミステリを漫画にするのが一番うまいと思います。

悪魔が来たりても悪霊島も好きな作品です。悪魔の寵児は未読でしたが、とても面白かったです。おどろおどろしさが、JET先生の作風に合っていて最高です。

恐ろしく、そして切なさも感じられる事柄に魅了されます！

この話を令和の現代を舞台にして、犯人やその恋人に当たる人物はZ世代の若者、そして金田一耕助に当たる人物は登場せずに犯人を主人公にしたオマージュ作品が製作されたらいいのにな、と思いました。でもやっぱり内容が内容なだけに、製作されたとしてもテレビで放送される事はないのでしょうかね…。

横溝作品は映像からですが、コミカライズがあると知って読んでみました。JET先生の絵柄がとてもマッチしていて、映像とはまた違った、そして原作ともまた異なる趣があってとてもよかったです。

駒子さんは何故真相の端くれを小夜子と治雄に言わなかったのか？父の言い付けだった？最悪の事態になるより良かったろうに治雄が駒子を殺害したのは口封じだけでは無い玉虫公丸は何故、利彦を一生地下に閉じ込める、口の固い信用出来る人間の元監視させなかったのかと思う利彦を結婚させたが、万が一女の子が産まれたら、やばいと思わなかったのかそうなれば、醜聞は防げないと言う事くらいわかったろうに

ドラマ化してほしいです。何度読んでも面白いです。ミステリーや探偵ものが好きな方は是非！後世に伝えたい作品です。