レビュー一覧

沢山の人達の思いが伝わってきます。短いページ数で何を描くべきかの選択はとても難しい事だったと思います。短い中に託したいモノが逆に見える様に思いました。私は『その当時から現在に至るまで』を体験していません。２０年近く海外在住で、日本には２０１１年の震災の少し前に短期間滞在した後、１度も帰国していません。そんな状況下の私に何か言う事は許さないとは思いますが、それでも地球の裏側から私は何をすべきかずっと考えています。記憶の中の東北地方は魚介類やお酒が美味しく、海岸線や連なる山並みの美しい所です。その記憶があれば少しずつでも又新たな美しい所になってくれると信じています。３冊目が出版されるのを心待ちにしています。

震災は忘れてはいけないけれど、誰かの傷を掘り起こしてもいけない。とても丁寧に描かれていました。

とても感動しました。あれから時間がたってあの日の事を忘れないためにも、こういう型で残っているのは素晴らしい事だと思います。

名のある漫画家の先生たちが、こういう取り組みしてくださっていてすごいな〜と思いました。東日本震災というデリケートで難しいテーマについて丁寧に描かれたこの作品が、後世の人々にも伝わるといいなと思いました。

震災の日は、現実とは思えないテレビの映像を会社のテレビで見ていました。当日より、あとから入ってくる情報の悲惨さに、何ができるのか？って考えても私にできるのは、義援金くらいでした。この震災を悲惨な出来事として語り継ぐのではなく、こうやって、被災地の方たちが悩み、苦悩し、でも前を見て生きていく姿を、たくさんの漫画家の方たちが形にしてくれた事はとても良い事だと思いました。たくさんの方たちに読んで欲しい１冊です。

読めて良かったです。あらためて、あの日を、忘れないで生きていこうと思いました。

震災は、その時しばらくは皆も意識するけれど、日が経つにつれ被害にあった人達以外には終わった事として忘れ去られて行きます。でも、町が復興して生活が戻っても、その時の恐ろしい記憶や悲しい思いはいつまでも残ります。少しでも風化しない様に、この様なマンガがある事は被災者の方達に寄り添えると感じました。

うっらいです。今の阪神を知らなかったら中々やりきれないけど。100%じゃないけど立ち直れるんだと勇気も貰える。

実査に同じ時代に生きていましたが本当の意味では知らなかったんだと改めて認識。

執筆陣が豪華だと思います。東日本大震災の様子が描かれた漫画で、読みごたえがあると思いました。あの日のことを忘れないためにも、こういう漫画があるといいと思いました。