レビュー一覧

丸尾末広氏の本は紙媒体だと家族に見つかると困るのでこちらで。1巻は思ったほどエログロはないです。あと割とストーリーもしっかりしてます。もっとショッキングな世界がドバーっと広がるのを想像してたので肩透かしなくらいでした。昭和初期くらいの話で生まれて直ぐに他家(母親の実兄)に預けられた双子。ある時2人の体に痣が見つかり不吉だと感じた義親は見世物小屋に売ってしまう。1巻はそこそこ穏やかな生活です。最後の火吹き芸の練習から見世物小屋の地獄が始まるんだろうなーってとこで1巻は終わり。絵が繊細できれいです。丸尾末広の世界に興味ある方や丸尾末広を初めて読む方にもおすすめだと思います。

丸尾さんの作品は毒々しいイメージですが、この作品はそこまで毒々しい感じがしません。

丸尾末広さんの絵が大好きでしたが、ちゃんと作品を読むのはこれが初めてでした。毒々しさに引き込まれあっという間に読んでしまいました。すごく満足です。

昭和初期の世界観が見事に表現されている。当時風の絵もチョット怖い感じで引き込まれる。

久しぶりに丸尾末広さんの漫画を読みました。この作品は知らない作品でしたが、独特の絵がら、ストーリー、まさに丸尾末広さんです。花輪さんのマンガもレンタにあるか、探してみようと思います。

相変わらずグレてない丸尾末広ワールド全開で良かったです。

丸尾作品の中では比較的読みやすい方だと思います。しかし世界観は揺るぎないので、ガロ系が大丈夫な人じゃないと厳しいかもです。

相変わらずブレない独特の世界。これからもずっと読み続けます。

丸尾末広先生の初長編連載作品です。別作「少女椿」のように本作も見世物小屋が舞台になっていますが、今作は見世物小屋の芸人たちのそれぞれの生い立ちやキャラクター同士の絡みが複雑で面白いです。ラストは、丸尾先生の作品では珍しく(？)綺麗に終わります。(ハッピーエンドとは言ってない)

昭和初期の時代描画と人物たちが美しいです。毒々しかったり不気味な表現がありますが、後味の悪さや嫌悪感は全くありませんでした。