レビュー一覧

高校生のときに、ジャンプに連載されていた「私立極道高校」を読んでおり、その後「激！極虎一家」が連載開始となったときの興奮がよみがえりました。えっ、と思う登場人物も出てきてワクワクしました。魅力的な登場人物やストーリーであり、青春漫画と捉えています。宮下あきらの初期の最高傑作ですね。

連載中に初めて読んだ宮下あきらさんの作品です。その頃には単行本を集めていましたが捨ててしまい、改めてこちらで購入して読みました。少年暴力の爽快さが面白く、昔ながらの泥臭さが懐かしいです。

激‼極虎一家。硬派なツッパリ漫画です。ツッパリからの成り上がり！？次々と繰り広げられるアクション、アクション！ゴチャゴチャしてるけど一直線でスカッとします、時代を感じますね～

相当古い作品ですが、この作者は現在も作風はほぼ変わっていないのでファンならばすんなり受け入れられると思います。ギャグ路線からバトル路線とお約束の展開ですが、途中にはさまれる短編がとても面白い。完全に独立した話もあれば、後の展開に大きく関わる話もあったり。ギャグの質も高く、キャラはメインから使い捨てまで魅力的、宮下作品の中でも傑作だと思います。

ヤクザ、裸の女の子、無鉄砲な主人公、人間を動物化したもの、作者が描きたいものについていける人はいいのですが、自分は逃げます。