レビュー一覧

中世ヨーロッパの剣と魔法の推理ファンタジーのコミカライズ。米澤先生も剣と魔法が好きなようで、そこでミステリーをやってみたかったのだと思う。作画は綺麗で見やすい。かなり詳細にヨーロッパ・イギリス・ブリテンの歴史を調べているようで、全く知らない自分はかなり勉強になった。モンスターも出てきて、かなり詳細に設定を語っているが、それがミステリーと関わるので設定は重要。そのせいで少し説明過多となっている。それでも、モンスターが関わってくるとどうもミステリーに抜け穴があるのではと感じてしまうのがちょっとマイナスかも。とはいえ、プロットも意欲も優秀。

原作の米澤穂信氏、読んだことがないがファンタジーにしては難解だなと感じました。慣れるまで時間がかかりそうですが、慣れたらハマる確率大。

壮大なストーリーに繊細な絵、名作の匂いがします。

壮大なスケールで描かれた偉大なるストーリーで一気に惹き付けられていました。絵柄は背景までも線が細くて多く書き入れている為多少の読み辛さが有りました。

ストーリーそのものが物凄く吸引力を持っていて、読み進めても飽きが来ない銘作です　　　のみならずそれに見合う迫力ある画力、演出力もまた本作の魅力なので、絶対に読んでみる事をお薦めします！

原作米澤穂信のコミカライズ。原作がかなり込み入った中世ミステリーものなのでコミカライズは結構困難かと思っていたが、うまくまとめている。お互いが話す言語の違い（イングランド語とフランス語(？）を縦書きと横書きで区別するなど工夫されている。しかし込み入った原作のストーリーを表現するため地の文が多めになったのはやむを得ない。絵柄は端正でよい。

魔法ありの世界で意外と本格的なミステリー珍しい分野だとは思いますがとても面白かったです

硬派な中世謎解きサスペンスでした。薔薇の名前ーーとまでは言わないけど、丁寧なシナリオと、背景までも丁寧な描写。カジュアルにファンタジーモノを読みたい人には面倒かも知れないけど、硬派な作品を読みたい人にはおすすめです。

ストーリーに引き込まれて購入しました。キャラクターなど気になる要素が多く、ファンタジー好きの方にはオススメです。