レビュー一覧

淡々としているのに、ほのぼのとした、でも時折切ない。現代のお伽噺みたいなお話です。疲れているときに読むとよく眠れそう(*´ω｀*)

辛い事があった時、眠ってこのまま目が覚めなければいいのに…と思ったりする事は、誰しもあると思います。でも、結局夢の中でも泣いていたりもする。夢ペンギンの「ムッシュ」は、しかし、そんな悲しい夢にこそ美しい結晶があるんだよと言います。自分の抱えている辛さや悲しさを認められずに居る時、そんな事を言って貰えたら、どんなにホッとするでしょうか。悲しんでいる時、誰かに「放って置き方がわからなくなってしまった」と気にかけて貰えたら…。傷付いた人に寄り添ってくれる、不思議で素敵な物語です。

紳士なペンギンと少し寂しげで心根の優しい青年とのお話。2人の掛け合いも思いあうところも優しくてほっこりします。絵も綺麗。またゆっくり読み返したくなる本です。

ほっとできる気持ちに寄り添ってもらえる経験って大切ですね。

静かで、不思議な雰囲気が漂っている作品ですね。夢ペンギンの存在がとても素敵です。

喋るペンギンのムッシュさんと奏多君のやり取りが、モノトーンで何となく落ち着きます。結局誰のバックグラウンドもよく分からないまま終わってしまったので、続きがあるのでしょうか。

登場人物の表情も言葉も淡々としている。てか、ペンギンがなかなか良い味出してるキャラで面白いと思った。

なかなか面白かったです。ペンギンがいい味出してます。続きあるのでしょうか？読みたいです。桜ちゃんの悩みはなんだろう。でも、値段的には高いですよね…