レビュー一覧

森鴎外に由来するタイトル通りに文学的な表題作です。それだけでいっそう官能的に感じるんだからすごい。腹黒イケメンが乙女的恋愛観の非モテくんに執着する構図も作風に合ってると思います。眼鏡を外して違う人物になり切って憧れの人気者と秘密を共有する２本目も好きなお話。最後は若さゆえに別れなければならないのが切ない高校生のお話。これも好き。

短編集で、どれもその続きがいいところなのに！て作品ばかりでした(;つД｀)カシオ先生の作品はやっぱり好みです。それだけに消化不良ー。もっと読みたかったー。

発売当初からいまだに、小津くんの後日のお話がでないかなああああ。って思ってます。すみません。レビューというか、願望です。カシオさんの話で断トツ大好きなんです。短編なのがくやまれる。カシオさん、だいたい、挿入までいたしてるんですが、小津くんは、いたしてないんですよね。いたしている話を読みたい。読みたいよ。どこかにこの思い届かないかな。あ。話的には、フリーターからニートなダメダメ受けくんが、学生時代からモテモテなエリートイケメンのゲイの攻めから学生時代から好かれていて、狙われてというお話です。攻めが案外一途なのかよくて、なんだか、はっきりしないモダモダ感じがたまらんのです。いたすところみたいでござる。それで★4。

作家さん買いです。サンプルがリーマンものだったので珍しくて楽しみに読み始めましたが、タイトルに合わせた作風が結構めんどくさくて（ゴメンナサイ）試みは面白かったですが気持ちの余裕がある時に読めばよかったです。続く短編集はお得意の学生もの、いつものカシオさんが楽しめましたが、どれも続きが気になるのが短編集の残念なところ。またどこかで続編期待。

表題作の他に短編が収録されています。表題作は文学的なト書きが印象的で、エピソードが余分なものを阻害して、必要なエッセンスのみを重ねて、淡々とストーリーが進むので、かえって、クールぶってる攻めが実はずっと受けが好きでしつこい性格なことが強調されたりして、とても面白かったです！作者好きな人は是非お読みください！

比較的ライトなのりの短編集でした。どれも読みやすく面白かったです。エロは少な目でしたね(笑)

カシオ先生買いです。表題作すんばらしい！好きです。カシオ先生は本当に文学に造詣が深い方なんですね。読書量が多いからこんなに繊細なシーンを描けるんだろうなぁ。

短編、どれも良かったし、どの作品ももっと続きが読みたかったー！

作者様が好きで読むならば、雰囲気は楽しめますが単話がどれも、完結してない様な、余白の余地が沢山です。

短編３本。表題作の可愛いこと。３０でも小津くんだったら許せる可愛さです。どの話も最後がモヤッと終わるのでそこはあんまりなんですが、、