レビュー一覧

☆4.5。義兄弟モノ。弟を兄として愛したかったのにそれができなかったために弟への想いをこじらせてしまった兄。兄を嫌いになりたくてもなれなかった弟。すれ違いを経て向き合う時が来ます。考えてみるととても普通のストーリーなのにこんなにキュンキュンきたのはなぜでしょう。この静かな雰囲気が好みだし、セリフやモノローグの言葉のセレクトが自然ですんなり入ってくる感じがします。抱き合ってるシーンなんか特にリアリティあって良かったです。

沢山泣きました。途中まで攻め以外が誰を好きなのかイマイチわからなかった。主人公が攻めに恋愛感情があるのか探っていきながら読み進めれる作品です。なのでとても感情移入出来ました。先生のお話も見てみたかったです。

ワカゾーとは違うテイストでしたがこちらも良かった。義兄弟ですが一緒に過ごした期間がない籍だけの関係。それも兄はゲイだとわかっている状況。なのでいわゆる背徳感みたいなものはあまり無いです。兄はちょっと投げやり系。疎まれている環境で「どうせ」と嫌われるような行動をする。主人公は兄だけど弟の自覚と覚悟の話。ハピエンで良かった。

ちょっと切ない感じが良かったです。二人のその後がもっと見たい！

ジャケ買い。期待し過ぎた。惹かれ合った経緯とか当て馬でもない先生の登場とか変態オヤジの顛末とか全て説明不足。エロは悪くないけどすごくいいわけでもなく。

多分、ストーリーとしては複雑な内容であるのでしょえが、絵がそうさせるのかアッサリに見えてしまいました。感情表現などは一人一人必死な様子もみられるのですが、線が細すぎるのですかね？繊細と言えば繊細、スカスカといえばスカスカ…。背景とかあまりないから全体的に白く、物語もなんとなく白く感じました。

初めての作者さまです。全編表題作で絵がとても良いし、読みやすかったです。

義兄弟のお話。ただ兄として弟と仲良くしたかった兄。けれどもゲイだと知られていたため最初から距離を置かれて家を出ている。弟への拗れた想いはいつから恋情へと変わったのか。そして弟は実は一目惚れだったのだろう。認められずにか無自覚だったか、恋心ゆえに距離をとったのでは。不器用な両片想いが切なかった。ハピエンでよかったけれど、切なかったわりにはちょっとあっさりだったかな。

絵は荒削り感がありましたが、話は良かったです。最後が急に五年後になっていて…それもいいのですが、そこまでの二人の葛藤とか見たかったです。

うーん、兄弟として仲良くなりたいから、ってああいう気の引き方するかなぁ？内心の意図は違うでしょう？目線は違うのに自分にさえ嘘ついててズルイ大人だなぁ。