レビュー一覧

絵のせいか全体的にサラっとして読みやすいです。絡みシーンですら爽やかに見えるので濃厚ハードなものをお好みの方には物足りないと思います。基本、短編で簡単に結ばれちゃう系のお話は好きではないのですが、この方の作品だけは何故か自然で違和感を感じません。例えば付き合うまでの理由が浅いなと感じたとしても気にならない。それほどに流れが滑らかで話の進め方がうまいです。表題作は生徒×先生でどちらかといえばギャグ寄りのお話ですが、それよりも長くページをとっている別の学生寮のお話がさらに面白く、何度も読み返してますがいまだに飽きずに楽しめます。ちなみにこちらの設定は口の悪い天才ツンデレ受と熱血攻のお話。こちらで高評価の本をいくつか読みましたが、正直、この本のほうが何十倍も面白いです。まぁ好みなんでしょうけどね。

表題作よりも「絡陽館ワイドショ ウ」の方が、かなり面白くてきゅんきゅんさせられました。この先ずっと一緒にいれたらいいのになって思えた二人で、ほのぼのするし、求めあう二人が初々しくて興奮しました(笑)

ごちゃごちゃしてないスッキリした絵です。特に、登場人物の「瞳」の表現が魅力的だと思います。サブキャラもかなり良い味出してます。主人公のツンデレーションに凄く萌える胸キュンな学園モノです。夏目先生の作品にハズレ無し！めちゃ好きです！

久しぶりに面白い漫画に出会えました。イサク先生が好きでよく見てるのですが、この話もオススメです。二作品はいっているのですが、短編だとは思えないくらいしっかりしています。先生の漫画は、いつも設定や話をしっかり考えた上で描いてらっしゃるのでどの作品も読んでいて楽しいです。また、キャラクター同士の葛藤してるところに、ドキドキ、キュンキュンさせられました。イサク先生大好きだぁあー////

まあ、イサクさんの作品です。良くも悪くも。Zみたいな攻と、Sみたいな受がでてきます。話は、無駄なくシンプルで、適度に面白くサッサと読めます。良い具合にあっさりした絡みもありますが、まあ朝チュンレベルで。BL初心者には大変オススメできますが、内容が濃い方がいい。白っぽいページ構成は嫌いだ、などの方は、読まなくていいです。良くもなく、悪くもないです。あ、でも何度も言いますが、BL初心者には、イサクさんの漫画は本当にいいと思います！上手な作家さんです。

理想的な絵。大好きです。受の人も攻の人も目や顎のラインがすごくかっこいい。逆に、整のった顔立ちが完成しすぎててくしゃくしゃな表情が見れないのが残念かも。強い男子が好きなので表題作は主人公以外にも元ヤン設定とか師匠のオチがすごく良かったです。同時収録作も表題作と同じく期待を裏切らない作品でした。2作ともとても楽しめるのですが、結びつく時の表情とか気持ちが今一つ足りない感じがするので厳しめに星4つです。

「いかさまメモリ」を読んで、これは当たりの作家さんだ！！と思い、タイトル全買いしようかと思ったのですが…。過去作品は絵柄に他の作家さんの影響が見られ…特にこちらの作品は登場人物が「ワンピース」のゾロとサンジにしか見えず、検索してみたら、やはり二次創作をされてたんですね。私は個人的に二次創作のBLが苦手なので、折角オリジナルで出されているのですから、もう少しキャラの外見設定を変えて欲しかったです。読めません…。今は独自の画風を確立されているようなので、これからの作品に期待したいと思います。

や、意外にすごくよかったです。綺麗な絵だしアッサリで終わるのかなーと思ってましたが、なかなかに読ませる作品です。特に先生の表情がくるくる変わって色っぽさや可愛さ、大人を感じさせ、人物として深み（？）を感じます。無理のある心理描写じゃないというか、勿論ストーリーはリアルではなくファンタジーですけどね。でもとても読ませてくれます。おなじような絵の綺麗な作者さんの作品を沢山読みましたが、スルスルと物語に入っていけたのはこの方くらいかなぁ。

表題作よりも絡陽館ワイドショーの方が断然好きです。夏目先生定番のツンデレ受けですが、かなり精度が高いツンデレで（笑）すごく萌えました。攻めの男の子も、とっても良い子で好きです。絡陽館は☆５ですが、表題作にあんまり萌えなかったのでその分－１で☆４です。

なんかもう、怖いくらいに私のツボを押す夏目先生です。怖い！表題作も良いですが、寮物の受けの桐野くんがもうタイプ過ぎてタイプ過ぎて・・・。この子を見てるだけで、満足しちゃいそうですが、攻めの子との初々しいやりとりや、馬鹿馬鹿しくもほのぼの楽しい寮生達のやりとりなんか見てると、BL抜きでも楽しかったです。Ｈはlightなので、ガッツリエロ希望の方は、読まなくても良いかもですが、絵が綺麗で、サラーッと読めて、ニマーッと出来るお話が読みたいよーって方には激しくおすすめ致します。