レビュー一覧

表題作「苦い果実」のストーリーは個人的に好きですし面白く読ませて頂きました。ただ、高校生と社会人が絡むより（和俊の絵が高校生に見えなかったというのもあるのですが、、）和俊が大学生以上の設定の方が何となくしっくりくるプロットだったかなとも思いました。「月さえも狂う夜」は、ストーリーもＨもダーク過ぎて、ここまでダークだと、主要人物が学生という設定は個人的に痛々しく辛く感じました。このプロットだったら主要人物もヤクザのようなダークな世界の人たちの方が読みやすいかも。どのストーリーも絵は全体的に見やすかったです。

絵で買いました。「苦い果実」は、普通に楽しめましたが、「月さえも狂う夜」は途中から気分が悪くなってしまいました。明るいストーリが好きな私には全然合いませんでした。

題名に狂わされました。でも結局鹿乃しうこ先生大好きです。手に取って思わず読んでしまうほど。

私は好きです。私も拙いながら物語を書いてますが、生まれてしまった妄想の芽はいつかひとつのカタチにして収穫しないとずーっとそこにい続けちゃうんですよね。明るい話ばかりが浮かぶわけじゃない。タブーに挑戦したい時もある。そんな印象を受けた３作品でした。決して他の方のレビューに反抗するわけじゃありません。つーか、他の方のレビューを読ませていただいて、それでも鹿乃先生の作品ならと読ませていただきました。結果として大満足です。作風も、人体のデッサンも、Hシーンのエロさも先生の右に出る人はいないと思います。

追い出されたまではいいけどお隣さんは近すぎるきがする。

表紙の絵がいいですね。肌がきれいで、いかにも未成熟な少年の身体って感じがして、嘗め回したくなります。

代表作とカプでした最後の作品終わり方が苦手な感じでした

作者買いですが、表題作以外のお話が暗すぎて読後感がズーンと重いです。この方の「迷う男」や「ササクレ・メモリアル」の様な、ちょっとコミカルなお話が好きなのですが、本作は私には合いませんでした。

つの作品が入った短編集です。1作目はトラウマを抱えた2人が傷を舐め合うように寄り添う姿が素敵で和やかに読めましたが、2作目と3作目は読む人によってラストの受け取り方が異なると思います。とちらもシリアスでダークだけど純愛なのは間違いないはず。

重いけど、良かったです。表題作以外は他作品のキャラの過去話なので、それも読んでみようと思います。