レビュー一覧

古書も平和な(？)謎解きも英国貴族も、もちろんBLも大好きなので迷わず購入しましたが…古書修復の豆(でもなくそこそこ本格的な)知識とかでてくる装丁の表現とかいろんな萌えとかその辺を全部まるごとぶっ飛ばすほどの！とにかく！すごい！まさに度肝を抜くレベルで！受けがド天然でした…鈍いとかおぼこいとか記憶にムラがあるのも大概だろ、とかもうそんなレベルではなくまさに天然記念物です。全てを塗り潰す総天然色です。これはどんなスパダリでも膝から崩れ落ちると思います。あんなに頑張ったのにね…継也さん、貴方は泣いていい。

面白かったです！ 先の方も、おっしゃっておられましたが英国貴族の独特な雰囲気や謎解きとかのミステリアスな空気感を全てぶち壊しすほどの受くんの天然破壊力と、ずっと純情一途を貫いてきた攻さんの不憫さが（笑） 普通ここまで露骨な天然受だと引いてしまいそうなのですが、愛すべきキャラクターになっているのがすごいです。

英国貴族、幼なじみに惹かれて読みました。甘く王道でしたが読み返して読まないかなぁと思います。

伯爵家の庶子である、王子様のようなハイスペ攻めの継也と、激ニブ天然小悪魔受けの雪紘。古書修復だったり、英国でのマナーハウス滞在だったり、わくわくするような要素がたくさんあって面白かったです。北沢先生の挿し絵も美麗でした。急いでスピンオフとい うか続編？読まないと！

ちょっとしたミステリーの様な謎解きもあり、意外と面白く、この本で初めて古書修復師という専門職で使用する道具とかも詳しく書かれてあり、よく取材されてるなと思いました。

小さな頃から愛を育んできた幼なじみカップルが、それぞれ努力しながら一緒に生きていく権利をゲットするまでのお話。気持ちが揺らぐこともなく安寧な中にちょっとだけミステリー要素が入ったかな、という感じです。よくあるストーリーですが、受の激ニブっぷりがいかしてておもしろかった。攻のお兄ちゃん伯爵様×幼なじみ専属ソムリエのカップルで他のお話ができそうです。