レビュー一覧

小さなAV制作会社(ゲイビ専門)を舞台にしたラブコメディ。桐箱入りの(笑)箱入り息子と揶揄される譲がおぼこくて可愛いです。攻めの社長、新開もイイ男だったのですが個人的に一点納得がいかないエピソードが…。譲が初めて企画・脚本を担当したAV, タチ役の男優が撮影当日現れなかった事で新開がピンチヒッターとして出演。詳細はさほど書かれてなくて「日付が変わる頃に全ての撮影が終了した」なんてサラッとありますが、つまり(例え擬似セックスだったとしても)新開が男優として仕事したということで、こういうケースは「普通にある事」ですと。新開=社長兼“AV男優”だったんですね。いくら箱入り息子の脚本でもしっかりHシーンはありますよね？着衣の上でのテスト撮影どころじゃ無いじゃないですか…その撮影現場で働いてたピュアな譲が、新開が男優として昴流とキスしたり抱き合ったりというのに「新開が昴流と抱き合っているのを見たくない」程度でひとり泣いたり寝込むほどのショックを受けたなんていう下りが無かったのに強烈な違和感。昔のカメリハだけでもかなりの衝撃を受けてたのになあ。この仕事を続けて行く限りは、これから先また何度もスタッフとして自分の恋人(新開)が他人を抱いてるのを目にするわけです。それを考えると純粋培養DTの譲も数ヶ月ですっかり、この業界の毒に染まっちゃったんでしょうか。それとも男優としてビデオ出演するのも新開の仕事への真摯さと責任感? (社員・同僚をAV男優として表に出そうと熱心に勧める先輩熊さんにもかなり引きました)しかも譲の父はその新開出演のDVDを目にした訳で…。いくら捌けた柔軟な思考の持ち主だったとしても、DVDに出てアレコレしてた男優が息子と家に来て、気に入って食事や酒を振る舞うってのもすんごい父親だなあ。そんな男の家に息子が泊まるのも心配じゃないんだろうか？海野さんがAV業界で調べた事(スタッフもかなり出演している)をベースにリアリティを出そうとされたのかもしれませんが、敢えて新開に男優をやらせた意図は何だったんだろう？ そこは譲への誠実さをとって欲しかった。いかがわしい業界でも真剣なラブを貫いて欲しかったなあと非常に残念に感じました。

ド天然健気受けが大好物です。的外れな受け答えにはまって、もっと受け君のハズレっぷりを楽しみたかったです。仕事に真面目なイケメン攻め様とのカプはテッパンです。

桐の箱に入った箱入り息子(笑)。かなりド天然だけど、お仕事に一所懸命取り組む姿はいじらしい程です。ズバリ両片思いの2人なので、もう早くくっつけよ！と焦れ焦れしながら読んでました。周りのキャラもいい仕事をしてくれてます。個人的には譲のお父さんがツボでした。

イケボゲイ支持率待った無し社長×桐箱入りの天然無自覚煽り受け新入社員のほんわかラブストーリー。特に当て馬となるキャラも、周囲からの反対もなく、両片想いでもだもだした挙句初エッチして結ばれます。ダメなところは特にないです！ですがこれと言った特徴もないです(笑)。強いて言えばタイトル通りゲイビ界隈の話なのに受けが途轍も無くおぼこいところが可愛いです。AV男優(ネコ)として出てきた昴流くんが美人受けぽくて良いのでスピンオフ希望です！

いかがわしい職場でのしごく純粋で真っ当な恋愛物語です。受くんの家族は真剣に結納返しに悩みそう（笑）。

就職浪人一歩手前の桐ヶ谷譲を採用してくれた新開(34)。採用された後になってゲイビデオの制作会社だと知った譲だったが真面目な性格で努力し、善良な社員達に支えられて馴染んでいく。会社が倒産の危機にあると勘違いした譲は誰より働く社長の新開の為にと男優としてゲイビデオに出演すると言い出して..ピュアで真っ直ぐな譲と器が大きくアダルトな魅力むんむんの新開に萌えました！2人共、相手は昴流が好きだと勘違い。ボタンの掛け違えのようなお互いの勘違いを経て両想いに、というストーリーです。両想いになる前の2人のじれじれな距離感がよかったです。嫁にしたいくらい、のくだりが好きです。

イベント企画会社と間違って入った会社はAV制作会社で・・・。どんな環境に置かれようが、純真無垢な桐箱入り受けが兎に角可愛い。イラストも好み。このままこのえでコミックス化もして欲しい。

真面目で一生懸命な受けvs真面目でかっこいい攻めのお話。気持ちが通じ合うまで、ささいなすれ違いはありますが深刻ではありません。全体的にかわいらしいお話でした。

天然で真面目な可愛いい受けくん。かっこよくて包容力ある攻めさん。テンポよく読み進めることができました。

天然なおっとり真面目な受けとAV会社の社長のお話でした。AV業界の製作話など織り交ぜながらゆっくりと恋愛関係が進む感じがほのぼのしてました。