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なんだかタイトルと表紙装丁で損してるような(笑)モーレツにエロを読みたくて期待して借りたら思いの外、純愛ストーリーでした。主人公の瑞貴君が美人なのに 自分のセクシャルのせいで自己評価が低い真面目で良い子なだけに幸せになって良かったと姉の気分で読んでしまいました。あと私のようにエロを期待するとあれれ？？っとなるかと思うのでその辺り星−1です。

これぞエゴイスト好きにはたまりません。王道のエゴがまたいい。

突っ込みどころがちょろりとあれども、最後には無事溺愛攻めになっていて良かったです。攻めのところの顧問弁護士の片桐さんが良い人なのも、安心して読めた要因のひとつ。受けはどう考えても不憫なのですが、そこまで酷い目に遭わされなかったからほっとしました。

連帯保証人の濡れぎぬを着せられ借金の肩代わりに身体を差し出す事になる。柄の悪い闇金業者に見える攻めが一目惚れを隠して自分の手の内へ落とす。「これで俺のもんだ」の台詞はドキッとします。濡れぎぬが晴れるまでは他の男に襲われそうになったり、触られたりと受けにハラハラしますが、途中から甘々になって攻め感が物足りない。最後に近いとこまで攻めまくって欲しかった！(希望)

最初が酷く不憫です。攻めの中途半端な好意の表し方では伝わらないので、そこがつまらなかったです。

途中どーなることかとハラハラする場面もありましたが同居した辺りからもう受けにベタ甘になり最後は長々と惚気も…