レビュー一覧

凄く読みごたえがあります。はやく続きが読みたいです。当事者や会社の葛藤が、凄く伝わってきます。

池井戸潤のファンで、本当は小説を読みたかったのですが、時間がなく……たまたま、コミカライズしているのを見掛けて軽い気持ちで読んで、涙出ました！流石！池井戸潤！！と思うと同時に、テンポよく進むマンガに惹き込まれました！！原作からではないので原作との比較は出来ませんが、そんの無粋な真似はしたくない物語だなぁ……と感じました。他の方の感想で、｢現実ではこんなに上手くいかない｣と述べられている方もいらっしゃいますが、だからこそ、本の中でくらい爽快な事があっていいんじゃないでしょうか？人と人との繋がりを考えさせられる……そして、折れずに自分を貫き通す事の大切さを教えられる作品だと思いました。自分の中の譲れない一本をしっかり持って、人への感謝の気持ちを忘れずに生きる……この事を教えてくれる、素晴らしい作品です！

池井戸氏の作品は、ラストの爽快感が良いです！でも、現実はこんなに上手くいかない。 特に息子さんの話こそ、もっと被害がでてもおかしくないはず。フィクションに対して、そこまで突っ込むのはどうかと思うけど、星3つまでしか出せないと思いました。すみません

題材が気になって購入しました。実際はこんなにうまく行かないだろうけど、多額の利益やら損失で動く社会の前では、命なんて物の数に入らないというのが現実なんでしょうね。たとえ死に至らしめると分かっても商品を売り続けた会社のように。せめてフィクションではこんな風にスッキリしたいと思いました。

他の方もコメント書いておられますが、2巻でおさめてしまうのは、もったいない…せめて3巻にして、それぞれの立場背景をゆっくりえがいたらもっと楽しかったと思います。でもこういう正義系、嫌いじゃないです。負けない力をもらえます！

偶然見かけて興味を惹かれ、試し読みしたら我慢出来ずに一気読みしてしまいました。人身事故を起こした中小運送会社の社長が、事故の原因に疑問を持ち、全身全霊をかけて真相究明と大手自動車メーカーのリコール隠しに挑むという主軸のストーリーに、それぞれの会社や銀行も含めた関係者のストーリーが並行して進む話を、大谷さんが見事に捌いて、最後まで緩むことなく、感動を生む力作に仕上がっています。事件の被害者側ではなく、加害者側に焦点を当てて、しかも真の黒幕は別に居るというスリリングな作品ですが、社長の家族や子どもたちまで及ぶ影響も含め、丁寧に過不足なく描写しているので、読者は社長のぎりぎりの状況に無理なくシンクロし、手に汗を握って読み進めることが出来ます。大谷さんは金魚すくいの話で初めて知った漫画家さんで、群像劇を描くのが大変お上手です。多くのキャラを、極端な色付けに逃げすにナチュラルに描き分ける画力、スムーズに動かせる構成力とバランス感覚は素晴らしいと思います。社会派の作品と敬遠せずに、上質なエンタメとして是非ご一読を。

映画化されてて気になって読んだけど面白かった。リコール問題は最大の問題だなと感じた。

ちょうど同じような事件があったので興味を持ちました

最初は絵とお話が会うのかなと半信半疑でサンプルを読み進めましたが、すぐに絵の力強さに引き込まれました。原作の勢いと絵があった作品でした。面白かったです。

読み応えがあります！　主人公と共に泣いたり怒ったり、ラストまでハラハラでした。