レビュー一覧

ボリュームあり！読み応えあります。ただの三角関係じゃありません。でも後読感はよく、オススメですよ。

初めての作家さんでサンプルが気に入って購入。面白かった！　男も女も節操なしの瑛太と、ずっと気軽にセフレを続けている親友のたくみ（男に節操なし）、ヤッた瑛太に惚れて家に押しかけてくる誠司。女最優先の瑛太を挟んで、たくみと誠司のつばぜり合いのはずが……。いやぁ、徐々に変化していく人間関係がホント面白い。利用しているつもりが利用されていて、利用されているつもりが利用していて。依存と駆け引きが絡み合い、もう一度読み返したくなります。快楽に素直なたくみも、真面目なくせに噛み癖のある誠司も、とても色っぽい表情をします。瑛太はクズなのに憎めないキャラ。３Ｐパターンはなしです。表題作のほかに、ナルシストな俳優とモデル、うだつのあがらない俳優とスター俳優。どちらも芸能界が舞台なのに、全然カラーが違っててよかったです。

読んでいる間も後も、瑛太のせいでムカムカしてすっきりしませんでした。ちなみに表紙をみた時は3人くっつくのかとも思いましたが、最終的に誠司とたくみでくっつくし、シーンとしては3P無し誠司と瑛太も無しって感じでした。誠司とたくみがくっつくのは良かったです。でも最後の方まで主人公は瑛太ともがっつりエッチして、やさぐれてモブともしてます。書き下ろしだけは何も思わないで読めました。短編も好みではなかったです。

予想よりはるかに面白かったです。定番の三角関係という訳ではなく、新鮮な感じでした。この作家さん初読みだったんですが、次回作もすごく期待できます！

レビュー見ると瑛太が苦手な人が多いみたいですが、私はこういうはじめから奔放なキャラが自由に恋愛してるのは気にならないのです。逆に誠実だとされている誠司が、まだ瑛太を想っている段階でたくみの誘いに乗っていきなりヤっちゃってる方が嫌だな。その後の言動も薄っぺらく感じてしまう。あのあとは好みのキャラだっただけにもったいなかった…。同時収録の短編二つは駆け足のために浅く感じて好みじゃなかったです。

表題作が☆５．短編があまり好みじゃなくて☆３かな。絵が正直好みじゃないんですが予想以上にお話が面白かった。表題作は凄く練り混んであって読み応えがありました。個性も感じましたね。エロも良かったし大満足です

「親友と彼氏の定義」題名の硬さから感じられるとおり、非常にまじめに恋愛に向き合った作品です。それがずっとすこし暗い雰囲気を漂わせていて、そこのところ好みがわかれるかもしれません。エロが充実した純愛のお話が3話入っています。絵はとても綺麗で好印象です。

三角関係と言えばそうですが、友人は何なんだろう。あそこで偉そうに注意しないでずっとチャラい方がすっきりしたかな。二人がとりあえず上手くいったのは良かったのですが若干もやる話でした。そして短編はより好みでは無かったです。

好き放題ヤってる親友に諭される場面が「はぁ？」て、感じで説得力無かった(笑)表紙を見ると３Ｐものに見えるけど違った…チョッと期待しましたが、無くて正解。短編2作も良い感じに纏まってて良かった。

初めて読む作家さんだったんですけど当たり！！ありがちな設定なはずなのに今までにないストーリーだった気がする。表題作と売れない俳優のお話が好きでした！読み応えたっぷりで満足！絵が所々変わったりしますが個性があって好きです！