レビュー一覧

アフリカやインドの風習など、なんとなくは知っていましたが、ハッキリと書かれている作品なので、学校では教えてくれない、歴史、風習の良い勉強になりました！

グロいのは平気な方なのですが、女性器切除はさすがにおえっときました、、、。これまじで行われてるの？と肯定したくない気持ち。平和な時代の平和な国に生まれてほんとによかった。

読まなかったほうが良かったと思えるほど、残酷で後味悪いです。でも、これらが実話ですから知っておいたほうが良いのかも知れません。

安武先生の日本や世界の風習をテーマにした物語の中でもひときわ残酷なアフリカの女子割礼やインドのサティ(寡婦殉死)がテーマ。今回は何が怖いかというと、古い時代ではなく今現在も続いている習慣ばかりだからでしょう。単なるエロティックではなく安武先生の繊細かつ強い瞳の女性陣の生きる力に最後は救われます。

全て実在する風習を描いた作品なんですよね。えぐい話ばかりで読んでも辛いです。最後のカーストの話だけは復習が出来て良かったと思いました。再読はしないと思います。

世の中には酷い風習があることが分かりました。なんだか本当にあったとは信じられないくらい酷いですね。

凄まじい女地獄です。現代の先進国に産まれ育ったと言う幸せを再確認しました。ここまで女を苦しめ続けた男の歴史、許すまい。

痛そう過ぎて読むのを断念しかけた…。 文化とか価値観とかで目の当たりにする理不尽って抵抗のしようがない。どんなに痛くても苦しくても死んでも助けも求められない。 今私が生きてる日本ってなんだかんだ生きるのに易しいわ。 女性の権利を勝ち取ってきた先人の女性たちに感謝しないと。 いやぁ、怖かったー…

これが現実にあった事…今も残っているのかと思うと恐ろしくて言葉になりません。自分だったらと思うとぞっとします。女性差別。身分差別。弱者への卑劣な暴行、強姦。改めて自分の現状に感謝せずにいられません。こうしている今も世界のどこかで苦しんでいる人達が居る。世界の皆が平和でありますよう祈るばかりです。

どのストーリーも主人公たちがそれなりに幸せになっているのが救いですが、読むには覚悟のいる壮絶な作品集です。