レビュー一覧

最後が・・・呆気ない！　このシリーズ、津谷さんの絵でコミカライズされているので、どうしても続きが漫画で待てず、原作を読んでしまいました・・・が！　ヒーローは以前、愛していた女性を殺されて、結構やけになって生きてる男。妹まで殺されているのに、犯人の義弟を捕まえられず、欝々と・・・そこへヒロイン、ちょっとしたいざこざで、ヒーローを最低の男だと判断。そんな男に関わることになったのが運の尽き。ふたりは急接近して、お互いに気持ちをぶつけあい・・・というか、ヒーローはヒロインを最初から憎からず思っているので、嫌われていることにショックを受けていますが。ヒロインはヒーローを知るにつれ、自分が思い違いをしていたとわかり、好感度がアップ。最低からのし上がるのは早いですよな。物語は佳境にはいり、ヒロイン、最初からかなりの無茶をするけど、どうにかクリアー！　と思いつつも！　最後が！　これまで盛り上がってきたのに！　最後がなんと呆気なく終わったものか・・・もっとさーここまで引っ張ったんならさーもうちょっと盛り上がりがあってもいいような気がしないでもない・・・ＨＱだものー。お互いの気持ちは理解しているぜ、敵な簡潔なラストは、期待していなかったのですよ・・・なので、マイナス☆でした。

水曜同盟シリーズの最終巻で、グレースの姪が主人公です。シリーズの他の巻で張られた伏線（エルダイブ）が回収されて、その点はすっきりなのですが、ヒロインがアニカやサラに比べると魅力に劣るように感じたのが残念…

自分にソックリの人が殺され、その場にいたヒロインが殺人の犯人にされそうに。殺されたのは自分の従兄妹で娼婦だったことが判明。ヒロインは従兄妹の敵を取るために娼婦に化けて情報収集していく。ヒロインのピンチを助けるヒーロー。淡々とお話は進んでいく。