レビュー一覧

「ふるえる読み切り」と言われると…そこまでではなかったけど、どれもそれなりに面白いです。ただ、サイコパスという響きから思い浮かべるものとはちょっと違うかも。ねだられるコスプレHの裏にあるものは…、異動してきたバイオレンスな新人の正体は…、ダウナーな恋人とのさよならは…、幼馴染の歪な関係とは…、の4本収録。志村さんのコスプレの話は切なかったです。

豪華なラインナップが描く「サイコパス」。配信を楽しみにしてましたが、うーん？？お初の作家さんひじきさんのはなんかページ飛ばしちゃった？と戻って確認してしまうほど急展開してテンプレ展開に。期待大だったakabekoさんのは最後の最後にふたコマ程度で匂わせるかんじで終わってしまう。あれれ。深読みすれば、ヘンに豪華な部屋の内装とか適当なえっちとか、歪んだ人格を暗示してるのかなと思えなくもないけど結果的なイメージは「雑」。森世さんのは★をつけるなら★4ですが森世さんにしてはソフトです。読みやすさが逆に肩すかし感。。志村さんのは屑BLにのってたリッチでビッチな圭ちゃんの続編です。これは★5。48hで借りてたとしても、森世さんと志村さんのために無期限にしてただろうけど、全体的にはサイコパス感が物足りなかったかな。病み系が苦手なひとには読みやすいかも。

サイコパスというか、偏執って感じかな。ほの暗いお話もあり、絵のせいで明るく見えるお話もあり、楽しめました。

作品に関するレビューでなくて恐縮ですが…。各作品の後に、おそらく編集さんが付けたのではないかと思われるキャッチコピーのような一言があるのですが、最後の森世さんの作品には《利己的（ホロコースト）の恋人》。不謹慎だというのではなく、この複雑な背景を持つ言葉を敢えて使ってまで何を言いたいのかわかりません。（「利己的」に当てるのも無理がありすぎるし、「利己的の恋人」も変。）他のも含め、作品にとってノイズにしかなっていない印象です。最初に編集さんが付けたと判断したのは《善良カタストロフィ》が志村さんらしくないと感じたからですが、もしそうでないなら濡れ衣申し訳ありません。

森世さんが好きで購入。森世さんの作品は相変わらずぶっ飛んでましたが、ほか三作はサイコパス…なのかな？という感じでした。１つ目の作品は古い感じがしたので苦手な人は苦手かもしれません。全体的に絵は綺麗でした。

何か全体的にページ数不足って感じでした。面白く無いわけじゃ無いんだけどなんか色々足りない感が。サイコパス特集なのに、めっちゃアッサリしてる感じ

4話とも病系だけど3話目の「さよならの方法」がサイコパスぽい考え方かなぁ。

森世さんとakabekoさん目当てでしたが、akabekoさんは期待外れだったかな。え、最後意味分からん！っていう感じで終わってもものすごくモヤりました。森世さんは流石というか、ほの暗い病んでる系が似合う作家さんです。短ページなりにしっかりまとめられてて一番好みの作品でした。ひじきさんは初めてお目にかかる作家さんでしたが、まあまあ面白かったかな。攻めの過去を明かす続編が読んでみたいかも。志村さんのは、他の方のレビューを読んで知ったのですが屑というアンソロジーに載ってるお話の続編だそうで。わたしは知らなかったので読んでて？？？？？となりました。続編なら続編と一言書いておいてほしかったです。このお話が一番サイコパスから程遠いストーリーでした。皆さんものレビューにもあるように、どの作品もサイコパスというよりは執着に近いのかなっていう内容でした。ただ、ライトとはいえ確かに胸くそ悪くなるようなストーリーなので、こういう病み系が好きな人以外は読むの注意が必要だと思います。

森世さん目当てで購入。ですが作家さんが豪華でどのお話もよかったです。

森世さん目当てで購入しました。こういう系を書くのがとてもお上手だなー、と思いました。サイコパスblということで、どの作品も病み病みなので苦手な方は注意です。