レビュー一覧

1年ぶりくらいにレビュー書きます。この話は書かないと、他の方にも読んでもらわないとっていう使命感でレビュー書きます。色んなBL読み尽くしましたけど、このお話は他に類を見ない作品だと思います。瑠璃くんの吃音症の苦しみから愛が芽生えた瞬間が言葉にできないほど感動しました。今も右目から涙つたって書いてます。エピソード一個一個感想を書きたいところですがネタバレすぎもいいとこなんで、ここらへんで衝動を抑えて終わります。

読み返したら評価上がりました。吃音をテーマにするって難しかっただろうなと思いますが、作者様たぶんしっかり勉強されたんだと思います。その真摯な姿勢が伝わるような内容でしたし、瑠莉と高科のやり取りも二人の誠実な人柄を表していてとても気持ち良く読めました。不満があるとすれば、現実味ないほどの嫌～な女子社員。あり得ないキャラが出てくると途端に醒めてしまうので、事件を起こすにしてももう少し練られてたら良かったです。エロはほんの添え物程度。内容紹介に「描き下ろしはあまあまトロトロH」ってありますが、嘘です(笑)。サラッとです。濃いエロは内容に合わないので私はこれで良かったですけど。ちなみに高科さんが瑠莉に落ちたシーンは何度見てもいいなと思います。

私も瑠莉くんと同じ吃音を持っているので買おうと決めていた作品でした。吃音は世間では認知度がまだまだ低いのが現状です。読んでみて作者さんがしっかり吃音について勉強されていらっしゃると思います。瑠莉くんの症状は実際に私自身も全部体験していることでした。攻めも仕事も容姿も完璧なのにコミュ障という事情持ち。お互い苦手なことを持ちながらぎこちなく、でも少しずつ歩み寄る姿に心温かくなりました。ですが、なんの抵抗もなくBLの流れになっていくのでそこがちょっと違和感というか…BLファンタジーはありました。Hシーンもありますがものすごくアッサリです！描きおろしのあまあまトロトロHはその要素がひとかけらもないのでご注意を。ビックリするほどサラッとアッサリです(笑)ですが吃音ということに焦点を当てて描いて下さったこと、とても嬉しかったです。少しでも吃音症・どもりというものが多くの方に知って頂くきっかけになってもらえれば嬉しいです。

絵が丁寧に描かれており、設定も細かく考えて、調べて描いているのが伝わり、全体的には好感が持てる作品でした。ただ、男性同士が違和感なく、まるで男性と女性の恋愛物語のように、スムーズに恋愛関係に陥っていくのには、引っかかりを感じました。そんな都合のよい、BLファンタジーの作品は、その辺にゴロゴロ転がっているし、気にしないで読める作品もありますが、コチラの作品は気になってしまいました。たぶん、絵もストーリーも丁寧に描かれている作品だったので、その辺の描写も丁寧に描いて欲しかったのだと思います。　内容紹介に、あまあまトロトロHと書いてあったので、期待してしまいました。たいしたエロ描写ではありませんでした。あまあまは理解出来ますが、トロトロ???　軽く内容紹介詐欺にあった気分です。　エロ描写がイマイチだったので、星3か4で迷いましたが、読みやすく、中身のある漫画だと思ったので、星4つにしました。

久々にレビュー書きます。吃音がテーマのBLですね。吃音者の気持ちが上手くリアルに描かれてるなと思いました。私自身、隠れ吃音なので、「そうそう、こういう時声が出なくて大変なんだよね、辛いよね。」と共感しながら読み進めました。ARUKUさん原作の吃音BL(タイトル思い出せない)も良かったけど、こちらはまた違う良さがありますね。BLとしても楽しめたし、読んだ人に少しでも吃音を理解してもらえるといいなと思いました。エロは少なめだったけど、それが合っててちょうどいい感じでした。しばらくは読み返しそうです。

表題作のみの一冊です。読み終わり表紙の意味がわかりました。吃音で言葉が出なくて溺れている主人公の瑠莉だったんですね。レビュー難しい作品です。 吃音でも頑張ってる瑠莉と、瑠莉の存在で人に優しくする事が出来るようになった高科さん。この二人に勇気を もらいました。

恋愛感情、どこで発生したんだろう。吃音というテーマでそれなりに見えますが、2人が結ばれるなら、そちらの過程も重要ですよね？ 2人、良かったねとは思えない、未消化なこの読後感が、買って残念という気持ちになります。ああ何故この作品の評価が高いの…？

吃音についてはとても勉強されたのだろうなというのが伝わる丁寧な描写でそこには好感が持てるのですが、BのL部分に関してはおざなりすぎてこれはBLである必要があったのかな？という感が拭いきれないです。るり君が吃音に関してはすごくネガティヴなのに男同士という壁はサクッと超えちゃうのは私は流せなかったなー。まぁバランス難しいよねってなるとやっぱりこれはBLじゃない方がもっと吃音について掘り下げられたんじゃ？って思っちゃいました。あとね、女性社員…さすがにあんな現実味のないキャラ設定はやりすぎでしょー。

絵は好き嫌いわかれる感じかなぁと思いました。ストーリーは新鮮な感じですね。ただ、女性社員はないだろと思ってしまいました。ああいう感じで描く必要あったのかなぁて感じですね。そこが引っかかってしまい、読み返したいとまでは思えませんね。

吃音って軽い障害になるのかなあ。確かにコンプレックスにはなるだろうし、今の時代では生きにくいだろうけれど。それより大人なのに、仕事もできるのに対人関係が下手な大人ってどうよ。職場では浮きます。そんな二人がひかれあうって不思議。