皇妃エリザベートを大胆に解釈したストーリー。従来のイメージでは、気の毒で繊細な女性でしたが、こちらのエリザベートは武闘派！史実に残っている美容体操や筋トレはこのためか…と納得しました（笑）所々垣間見える、可愛い表情も魅力的です。史実通りに進んでいくと思うと切ないですが…武闘派シシィが幸せになりますようにと願ってしまいます。

新解釈？エリザベート。イーダさんの設定も凄い。続きが早く出てほしい。

よかったです。格闘家という設定が結構なアクセントになりましたが(笑)、ハンガリーを愛した王妃の強さが際立った物語だったかと思います。

面白かった。歴史的な情報は頭に入ってこなかったけど皇后陛下が皇室の方と設定が似ている気がしました。

皇妃エリザベートの歴史漫画だと思っていましたが彼女自身が人を殺せる程の戦闘が出来るというフィクション設定が興味深く、またそれが他の史実のエピソードに絡んで面白いストーリーになっていて良かったです。

史実に忠実とは思えないですが、アリです！メンタル強い女性に憧れもありますが、やはり影では努力だよなー、私も頑張るか、と思わせてくれた作品でした。

芯が強いエルジェーベトの、たまに見せる「旅に出たい〜！」が可愛い。闊達で賢いからこそ王宮で辛いんだろうなぁ…。とつい感情移入。エルジェーベトの逸話は言わずもがな、当時の民族意識の広がりや混乱がよく描かれています。

恐らく打ち切りなんだろうけど、最後まで何がテーマなのか分からないままでした。ヒロインの人となりが、心が弱いくせに妙に思い切りが良く奇行に走る扱い難いオカシイ絶世の美女な権力者として描かれており(これはまあ史実の通りかと思うのですが)、そんな難しい人物を通してどのような物語を紡ぎたかったのか、本当に最初から最後までテーマが見えてこなかった。あの描き方(ヒロインは夫を放ったらかしにして外遊三昧)で「ヒロインと夫の愛がテーマなんです！」なんてオチも有り得ないだろうしねぇ…。

武闘派エリザベート、面白い！　すっごく面倒くさい性格なのに、読み進めていくうちにとても魅力的に思えてきます。最後は打ち切りだったのかな、急ぎ足で終わってしまったのがとても残念。彼女のもっと先の話まで読んでみたかったです。

シシｲには幸せになって欲しいけど、そうならないんだろなあ。高い身分に居ながら孤独な彼女が可哀想です。