レビュー一覧

藤田和子さんの漫画を先に読み、とぉーっても素敵だったのでこちらを購入しました。 本当にストーリーが良く出来ていると思います。庶民の居酒屋や、働く人達が活き活きと描かれ、藤田さんの絵と重なって、本当に当時を見て・感じているかのようでした。タールトンがいい男で、ロビンがヤキモチ焼きで。身分違いに愛し合ってしまって…。どう終わらせるんだろう!?とハラハラですが、途中で出てきた人達がいい働きをなさいますっ。素敵っっ 本当にこの原作と、漫画と、素敵でした。

すっごく面白いです！素敵なタイトルのままのお話しです！！恋愛のドキドキだけでなく、ストーリーも作りこまれているのでそちらにもハラハラしながら読めます。そして早くも中間部で切なくて泣けて来ます。。ヒーローは騎士ではなく道化をしながら旅をしている青年というのがとても新鮮で、この作品をより楽しいものにさせていると思います。読者は城から抜け出した王女と同じ気持ちで、中世の庶民の暮らしを擬似体験出来るのもまたこの作品の魅力だと思います。レビューを信じて読んで良かったです^ ^

前半は面白かったのに後半は失速気味.かのバージンクイーン,エリザベス女王の大岡裁きがおみごとです.作者がシェイクスピアライブラリーで女優をしているとのこと.道理で読んでいて「恋に落ちたシェイクスピア」を思い出すはず.ヒロインはシリーズ中で一番好感が持てました.彼女は好感度シリーズ中最悪だった「ハロウィンの奇跡」のベルの孫らしいです.

道化師で、陽気なヒーローという珍しいタイプです。旅の道中がでのハプニングや出会う人々などが詳細に描かれていて、ヒロインの視点からちょっとした冒険気分になります。最後はきちんとロマンチックで粋な演出が活きていて、とても満足できる一冊でした。

最初にコミックで読んでから、こちらを読みました。どちらも良かったです。

とても素敵な作品です。彼らと一緒に旅をしているような気分で読み進めていけます。ハーレクインの典型的なヒーローとは違う、ひょうひょうとしつつ、繊細で優しいキャラクターも魅力的。多くのハーレクインは「財産や地位」をなんだかんだ言って獲得していくストーリーが多い中、愛のために、それらを「捨てよう」というストーリーも魅力的。最後は、いろんな「からくり」が展開され・・二人が、その後どんなふうに家庭をもって、どんなふうな子供たちが生まれて・・作品の続きが読みたい！作者さん、二人のお子さんを主人公にした作品なんか書いてくれないかなー。

ヒーローが道化師って、斬新です。悪者からの逃亡中に貴族であるヒロインが道化師のヒーローに、しっかり守られ惹かれ恋してしまう感じが自然でした。身分違いを意識するヒーローとの恋は切ないし、危険が迫り来るなかのドキドキ感と重なって、映画のように素敵なお話しでした(^ ^)

貴族の跡取り娘エリザベスは宮廷道化師タールトンと旅をする。父の死に疑問を持ち女王陛下へ訴える為に、髪を切り彼の弟子になりすまし追手を逃れて。しかし捕らわれ正当な相続人と結婚させられそうになる。果たして彼女の運命は。やはりヒストリカルロマン大好きです、このニ人の後日談が素敵で何度も読み返したくなります、絶対です。

エリザベス女王が名付け親のヒロインが、財産目当ての婚約者から逃れるために、道化師に弟子入りして宮廷まで連れて行ってもらう道中記です。芯の強いヒロインと、貴族の私生児という生い立ちのヒーローが、互いに惹かれ合いつつ、自分の気持ちを抑え込んで…時代考証やミステリー要素もしっかり錬られていて、読み応えがあります。後日談での女王の計らいが粋です。

コミックを原作でじっくり味わいたくて購入しました。一気読み。楽しかったです。