レビュー一覧

懐かしの木原敏江氏のコミックスを見つけて購入しまくって読んでます。有意義なGWを過ごせました！！ストーリーが面白いし絵も綺麗で個性的。昔から好きな作家さんです。

それぞれが愛し方を間違ってるというか、それぞれに住む「鵺」に巻き込まれて、ある意味ハッピーエンドでもあり残念な結果でもあり…幸せになりますように

夢の碑、大好きなシリーズです。これ　BLに分類されて無くて良かったです。（いや分けるとすればBLなんでしょうが…）お耽美です。JUNEです。鵺は昔購入したイラスト集に少しだけ収録されていて気になっていました。木原先生の作品は着物を着た人物の立たずまい、着物の裾や袂の流れが、なにこれ？浮世絵？っていう程とにかく美しいです…。絵を見ているだけでうっとり…。遥か昔のお話、鵺という空想の獣、美し過ぎる不幸を抱え心に「鵺」という魔を宿した美少年と自らお家を潰してしまい世捨て人のように生きるお武家の嫡男…。（もちろん美形）お互い相手の心の隙間を感じ惹かれあう魂。（語彙力）好きすぎる設定でワクワク、ドキドキ。いいなぁ、好きだなぁ。壮絶なラブストーリーです。（どっちかというと片思いなのかも）どの登場人物も個性豊かで生き生きと描かれていてどんどん読み進める事ができます。読み終わるとため息が出ます（笑）クライマックスでバッタバッタと人が死に、急展開で大雑把なも感じましたが次々と悪い運命に飲み込まれていく主人公達（自業自得ではありますが）が哀れ。けれども追いつめられつつも生に執着するでも無くかといって捨て鉢になるわけでもなく…ひようひょうと死に向かうふたりには悲壮感は全く無くむしろ小気味良いです。今生ではどうやっても幸せになれない二人が一緒にいるのにはこうなるしか無かったのかと思わせる最後でした。（う〜んでもやっぱり片思いだったのかも…）電子版ではなく手元に本として残した方が良かったかな…と思える作品です。

久しぶりに木原さんの作品読みました。絵は達者だし、お話も面白かったと思います。昔読んだ、ディジーの話思いだし、また読みたくなりました。

鵺という生き物がどんなものであったか、昔は調べましたよ。鵺と主人公のキャラクターのかぶりもすごいけれど、ここまでピカレスクな時代物が読めて幸せです。

懐かしいです。当時読んで衝撃的な内容と鵺という化け物を初めて知りました。歌舞伎の芝居を観終わったようです。最後の画家の旦那に裏切られる切ないお話も素敵でした。さすが木原先生。

無垢であるという事の罪と悲しさ。木原さんの特徴である無垢で愛に飢えた悲しい主人公がただひたむきに生き急いで破滅して行く物語。一気に三巻読んでしまいました。

無料しか読んでないからか、他の方のレビューのような良さは感じなかった。篠夫も不憫だが、ちゃんと気持ちを伝えていたら、かなえの不幸は起きなかったかもしれないし、まあそれも含めて鵺の由縁かもしれないが。個人的には主理の周りの源也とか、特に地位もあるわけではない町人の方が、人間味あふれる感じで良かった。レビューを見るとちゃんと読んだらまた違う面白さを感じるのかもしれないが、シリーズ化しているみたいだから、この金額を見たらちょっと躊躇う。

鶴の機織りを読んでいるようなＳＦ時代劇のような話でした。

懐かしい木原先生の作品。　　面白かったです。　　かなえさんが不憫・・あんなにいい人で、旦那様からも心から愛されていたのに、そうと知らず・・　　１巻読んだだけなので、この後は主人公に取り付いている妖魔が出てくるんでしょうかね？　　奥さんの敵と一緒になるなんて・・絶対ダメだよ〜！！