レビュー一覧

広告でてていたので、気になって読みました。実際に読むと、そっちが主人公⁈な展開だった。

東電OL殺人事件を思い出しました。エリートの闇、父親への慕情。

最後のオチ？展開がびっくりしました。主人公、美人だし、頭がいいのに。なんか、かわいそうでした。

なんだかとても虚しく、悲しくなりました。人は何かに依存しないといかていけない生き物なんでしようか。

なんとも言えない読後感。この女性の救われない感じが、清々しいほどに潔い。面白いと思うけど、もう一回読みたいかと言われれば一回でいいと思う。

主人公がどんなに「お父さんとしたいの」って言ってたとしても、性的虐待でしかない。18歳未満の実の娘に、そういう気持ちを抱かせるように洗脳したっていう虐待が、性的虐待に加わってるだけ。これを「父親に対する禁断の恋愛感情」で済ませるのは完全に頭がおかしいと思う。母親が夫の虐待を止めず、娘をまるで夫の愛人か何かみたいに敵視するところも、（「現実にもこういう方向に心が歪んじゃう母親もいるだろうなあ」という描写ではあるけど、）「妻に愛人として憎まれる＝娘は対等な恋愛対象」って証明にはならない。というか、中年男と18歳未満の女の子という時点で普通にアウトですよね、近親相姦以前に…。とにかく、誰にも性的虐待だと認識されず、被害者である主人公自身も虐待だったと認識できないままで話が進んでいくのが無理すぎて…もしかして作者も、これが虐待じゃないと思ってる？「父親と18歳未満の娘」の間に恋愛感情に基づく性交渉が成立すると思ってる？読者にもそうやって読ませようとしてる？と思うと気持ち悪くて気持ち悪くて…。続きの巻で何かフォローがあるのかもしれないけど、とても買う気力はありません。

1巻無料読みました。気持ち悪っ！と思わず声が出てしまいました。きっと何か事情があってそうなったというふうに話が続くのでしょうけど、もう読まなくていいやという気持ちです。

後味が悪いったらない。この親にしてこの子あり。でも考えさせる話。

サラサラーと読め、面白いです。ページ数のわりにお値段高めかな。48時間コースがあると良かった。

実話物？みたいな感じで、誰もが「東電OL事件」を思い出すような作品です。事件自体が吸引力があるので面白い題材なんですが残念ながら後２つくらい食い足らないですね。主人公の内面がまるで判らずじまい（ただのファザコンの馬鹿女）で読者の側に引付けられるエピソードや独白もないので事件のうわべだけをサラッと描いちゃったみたいな印象です。それでも、この作家さんは上手いしページ数があれば違ったのかなと思う。分冊で3冊になってるけど1巻で48時間レンタルありくらいが適正か。