レビュー一覧

榊(攻め)は、南雲(受け)のルックスに強烈に惹かれた一目惚れ！暑くるしくぐいぐい行く感じで、気持ちと行動が一致してて気持ちいいタイプ。南雲も嫌いじゃないだろうし、惹かれてるんだろうけど惹かれた理由はなにと思いつつ読んでいると、最後に解決！！そうだったんだ！そんなエピソードあったなぁって納得。事件のネタバレと二人の気持ちが通じあってることが確認出来て、読み終えてスッキリ。でも、もうちょっと二人のこれからがあってもいいかなって感じも残るような。

潜入捜査でのアレコレの話しがメインで恋だの愛だの、そーいった類いがお好きな方にはちょっと向かないかもしれません。2人の関係はアッサリしてるので物足りなさも…

桜姫の現代版？的なお話で、イマイチのめり込めませんでした。先に桜姫１〜３を読んでいたので、連作関連作が欲しいところです。この作品単品でしかないとなると、惜しい。続きが読みたいところです。

好きな作家さんですが、今作は色々と広げすぎて全体的に薄くなった感じでした。サスペンス、BLどちらも中途半端な感じです。攻めさんの人生を左右するエピソードや家族友人などの登場人物エピソードも多く、最終的に話の回収が雑というか、薄まった気がします。全体的には楽しめたので星4つです